1)ロシアは四島を日本に返還する。四島のロシア軍基地は存続する。(沖縄モデル)
沖縄に比較して基地が民生を圧迫する可能性はゼロに近い。前々回データ参照
旧島民および子孫が仮に全員移住しても人口密度は沖縄と比較すれば極めて低い。漁業あるいは観光などの産業の雇用需要は供給を超過する。
2)日ロは軍事同盟を締結する。これは日本側がむしろ要求すべき条件である。目的は大陸の帝国主義覇権国家の蛮行を阻止することである。尖閣紛争などで支那が日本を攻撃すれば、ロシアは沿海州、支那北方、西方から反撃を加える。
これは決定的な抑止力になる。
3)日ロ経済協力
頭をしぼるまでもなく、多数のプロジェクト構想がすでにあり、実現可能である。
4)難しい問題
シベリア抑留など深刻な問題はある。その国民感情は無視出来ない。しかし、原爆を軍事目標に限定せずに二度も投下し、日本全国の都市で民間人への無差別爆撃(カーペット・ボンビング)を繰り返し百万近い死傷者を与えたアメリカとも共生してきた日本人だ。平和条約でこそ、日ロ間のしこりには取り組めるだろう。
森元総理の訪露をきっかけにするといい。とにかく、支那の尖閣攻撃までに早急に進める必要がある。