東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

シリア、考えられる変数3

2013-08-30 06:09:58 | 国際・政治
ひとつ思い出したので。

第一次イラク戦争の時だったとおもうが、アメリカやイギリスがイラク攻撃に踏み切ったのは、彼らのイラク国内でのスパイが摘発され処刑されたの原因という情報があった。勿論、確認されていない。

とくに、アメリカ人は仲間が一人でも殺されると、相手を何人でも殺すという性質がある。真珠湾の死者の何千倍の日本人を殺ししまう。日本では秋葉原事件の犯人に見られる極めて個人的な特異な例である。あれはたしか、職場で不愉快なことがあったので、出来るだけ大きな報復をしよう、関係があろうとなかろうと、出来るだけ沢山の人を殺せることをしようと、秋葉原の日曜天国で凶行に及んだわけだ。

アメリカの場合は極めて特殊な精神を病んだ特異的な個人現象が国民レベルの心理的メカニズムになっている。しかも、ごくまれに起こる発作ではなくて、毎年のように国家レベルで引き起こす。きわめて特異な国家国民である。

西部劇映画なんかの話ではない。現実に西部劇をやってしまうのが彼らなのである。

&: 云うまでもないことだが、マスコミの使命は今回の「化学兵器使用」の証拠として流れた映像の出所、流通経路を一点の疑問も無いように把握し報道することである。

映像そのものの分析を通して映像の信憑性を確立することである。犠牲者の出た現場でペットボトルから患者の頭に水を数滴(そのように見える)垂らすなんてことが、現実的な映像なのか、見ている人は奇異に感じないのだろうか。

英国議会はシリア攻撃を許可する法案を否決したという。あの映像だけで賛成多数になれば、それこそ異常というものだろう。

アメリカでも議員の一部が攻撃に踏み切る前に議会の承認を得るように大統領に書簡を送っている。さて、どうなりますことか。