公安調査庁が捜査を指揮すべきだと書いた。物証を積み上げていく刑事たちの手法では犯人は捕まえられないだろう。スピードが遅すぎる。必死に膨大な監視カメラの映像を分析をしたり、指紋を取ったり、聞き込みをしたりしていたら、運が良くても数か月たってからて下っ端の一人を捕まえるくらいだろう。
大体外国の謀略事件としたら犯人たちはとっくに半島などに高跳びしてしまっている。
日本の公安の能力がどの程度かわからない。半島についても十分な資料を持っているかどうか。ま、それほど突出した能力があるとも、予算が十分とも思えない。
餅屋は餅屋である。信頼できる外国の諜報機関から情報を入手するように努力すべきだ。普通ならアメリカということになるが、今回は全面的な信頼はおけない。なぜなら、次の仮説が有力だからである。
事案は
planned by A,(or advised by A、seconded by A)
inspired by C,
done by K
の可能性が高いからである。
その一つとしてイスラエルを考慮すべきだろう。在米ユダヤ人の団体などは韓国人の手玉にとられかかっていて評判がわるいところもあるようだ。しかし、本国の、特に昔の日本との関係に恩義を感じている人たちは信頼していいのではないか。モサド情報大いに活用させてもらうべきである。
こちらもテレビの番組に出てくる元刑事だとか、犯罪心理学者だとかの説を聞くだけだが、ほとんどピントが外れているとしか思えない。一例をあげると、事件が杉並で多発しているから土地感のある人物を洗えとか言っていたが、公安事件、組織犯罪ととらえれば、特定の地域で多発させるのは陽動作戦ととらえるべきだろう。
まあ、一例を挙げたが、刑事とはこういう発想をするのかな、大丈夫かなと不安になる。もちろん一般の刑事事件なら有力でオーソドックスな手法なのだろうが、今回はいたずらに解決を遅らせて事件を迷宮入りにさせるような不安を感じる。