東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

鳥越日記(2)

2016-07-20 21:59:50 | 都知事選挙
今朝のワイドショーで昨日フジテレビの芸能番組に候補三人が出演した様子を流していた。鳥越氏は小池氏の演説の写真を大きく引き伸ばしたのを振りかざして、彼を「病み上がり」といったのは差別だと大声を出していた。その様子を見ていて、これは運動のコピーだなと思った。

発言を糾弾するならなぜ写真をわざわざだすのだ。録音を流せば良いではないか。或は出演者がよくやる様に「フリップ」を作らないのだ。

小池氏が「謝ります」というと、鳥越は一段と声を張り上げて「謝って済む問題ですか」と言う。まるで解放同盟の連中か総会屋か因縁をつける暴力団みたいだ。だいたい、皮肉をこめて批判するならまだいいが、鳥越氏の品格を疑わせるものだ。役者は小池氏の方が上だ。

前の記事で鳥越氏は健康診断書を提出せよと書いた。すこし補足しよう。重要なことなのでね。

首相や大臣は任期中に病気で退任しても代わりはいくらでもいる。国会議員から選ぶのだからね。日本には代議士が有り余っている。多少の混乱は生じるかも知れないが。ところが都知事が途中で辞めると又選挙になり、50億円の費用が出る。そして都知事には代行者制度がない。どうしても選挙しなければならなくなる。

旅客機の機長は厳重な健康診断を半年ごとに受ける。診断に問題があれば飛べなくなる。副操縦士もいるから大丈夫というが、副操縦士も勿論健康診断をパスする義務がある。都知事というのは機長と同じである。

都民の生命をあずかり東京都という飛行機を操縦する都知事には絶対に健康診断書が必要である。とくに年令、病歴から都知事の激務のストレスに耐えられるか疑問視される鳥越氏のような場合は診断書が絶対に必要である。

鳥越氏が都民のことを考えるなら言われなくても健康証明書を提出すべきである。それも主治医ではなく厳正な第三者複数の権威ある医師の合議に基づく診断書が必要である。「病み上がり」と言われたとヒステリカルに喚き立てる前にしなければならない事である。

鳥越日記

2016-07-20 08:41:08 | 都知事選挙
本日までの鳥越出走馬の調教診断(テレビで見たかぎりでの)である。

言うことがトンチンカンなのは老人性痴呆の現れだろう。痴呆症状はまず間欠的にあらわれる。だから黙っているとごく身近にいる人間でも気が付かないことがある。しゃべることも痴呆状態がオフの時は無難なことをいうから、それだけ聞いた人は気が付かないのである。

彼を操る民進党の都幹部があまり演説させないのも、ボロを目立たない様にするためだろう。ストレスがかかる演説等では当然おかしなことをいう。彼が「私の好奇心は18歳並みに旺盛だ」と短い演説のなかで強調していた。これは彼の覗き屋(三文色事ジャーナリスト)の習性が言わしめたものだろう。都知事の職務には覗き屋的好奇心は邪魔になる。まったく不要である。覗き屋根性だけで都政を運営しようとすれば大変なことになる。その判断がつかないのだ。

巣鴨での演説(と称するもの)もひどい。新聞報道によるとtwitterかなにかで1300時から巣鴨で演説すると宣伝しておいたのに、現地に到着したは30分おくれ。しゃべったのは1分たらず。連れて来た客寄せの森進一に聴衆との握手を代行させて、すぐに次の会場に向ったそうである。

記者に演説しないのかと聞かれて、「渋谷で渋谷で」と言っているのが録画されていた。巣鴨の聴衆はどうするのだ。彼らの間から「馬鹿にするな」と声があがったという。

そりゃ癌の治療をして小康状態を保っていて、余命がいくらか伸び得るのは、穏やかな規則正しい生活を送って養生すれば、という条件である。癌を再発させないためにはストレスを避けるのは常識である。それを健康人であるかのごとき詭弁を弄し、都民を欺く。彼がまじめに都知事を務めるとすれば任期の早い段階で癌が再発する可能性が高い。痴呆状態にも完全移行する。その代償は都民が払うのだ。投票者はよく考えなければいけない。無責任極まるおとこである。もっとも彼が都政を放棄し、神輿を担いでいるゴミ政党たちに実務をまかせ、古賀とかいう男に丸投げしたら四年間生きながらえるかもしれない、都民の犠牲の上に。