東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

鳥越日記3

2016-07-22 10:04:56 | 都知事選挙

文春が報じた鳥越の二十歳の女子大生に対する淫行醜聞。適切な対応がこう言う時には決め手となる。釈明をする前に弁護士に文春への告訴状を提出させた行為は彼の人格の欠陥、能力のいい加減さを示している。ばかに段取りが早かった。それだけが目立つ。

橋下徹氏も批判しているが、この程度の醜聞疑惑を自分の手で捌けなくて政治家が務まるのか。少なくとも言論人の対応ではない。刑事告訴することによって、問題が収束することは有り得ない。そんなことは「ジャーナリスト」であった鳥越に分からない筈がない。告訴することによって、問題はより強烈なスポットライトを浴びる。投票日まで格好の話題としてマスコミを賑わすだろう。

問題の弁護士は無罪請負人という評判だそうだ。告発された人間の無罪を証明することと、相手を告発して有罪を立証するのはまったく異なる技術であり、能力である。問題の性質上、うまくいっても淫行の「決定的直接的証拠」はないと言えるだけだろう。それも相当長期間の応酬が見込まれる。現実的にも最低の対応をしたと言わざるを得ない。

私の予想だが、文春は鳥越醜聞の第二弾、第三弾を用意している様に見える。文春のやりかたで単発ということはなさそうだ。第二弾、第三弾とより大きな醜聞が出てくる可能性がある。鳥越にはその手の醜聞は豊富そうだしね。

弁護士を頼んだということは、裏で証人への圧力をかけるとか、証拠隠滅を計るとかの計画があるのかもしれない。もしそうなら文春は先回りして、そのあたりに網を張っておくのもいいだろう。