おそらくこの推測はかなり確度が高い。北鮮の西部から発射されたんだろう。北京まで距離はごくわずかである。北鮮が通知しないでやることは考えにくい。これが北鮮東部から発射したのならすこし余裕があるが、西部からだと中国がミサイル発射を探知したかしないうちに弾頭は北京に着弾している。誤射ということもあるしね。東部からの発射を中国に事前通知しないというのは考えにくい。
トランプが習金ペイと電話して「一つの中国云々」と言ったというのも、ゴルフをして楽しんでいるうちは暴発しないでくれよ、面倒を起こさないでくれよ、というメッセージだった。それが無駄になった。トランプ大統領は相当頭に来ている筈である。
場合によっては中国が発射を唆した可能性もある。
日米会談の直前、南シナ海でアメリカと中国の軍用機が異常接近した。これも日米会談のタイミングを狙った物だろう。それもあってトランプ大統領は習金ペイの頭をなでてやったのだろうが、完全にメンツをつぶされた。どういう反応が出てくるか注目である。フロリダの記者会見が短かったのも気にかかる。