東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

世紀のオナニー・ショー終わる

2018-06-13 06:19:38 | 東アジアの悪友

興行師兼主演:トランプ

ナレイター兼司会者:トランプ

相方:金正恩

 世紀のTVのぞき窓ショーが終わった。と同時に安倍首相のレーゾンデートルも無くなりつつある。

 このマスターベーション・ショーで気持ちがよくなったのは主役だけらしい。興行師が一生懸命あおって自分だけが気持ちよくなっているなんて締まらない話だ。

 テレビというのぞき窓の視聴率は結構とったようだが、これでアメリカの中間選挙は勝てるのかな。それが今後のポイントだろう。今朝は新聞を二、三紙買って読んでみるか。

 内容はない。内容のなさでは前回二回の合意をはるかに下回る。これまで合意があっても平然と破ってきた相手だ。公表できない合意があったのか。あっても明文化されていないやり取りなど約束を守らないとみるのが無難だろう。

 一体、びっしりと事前協議をやった(ふりをしてきた)のに、発表出来ない内容(があるとして)を信用できるのか。

 トランプが記者会見で言及した日本の財政的関与など安倍首相は事前に合意していたのか。

もしそうなら、安倍の得意な二枚舌、詭弁として非難される。今回のショーは決して安倍首相にプラスになることはないだろう。

安倍首相は直ちに経済支援などに応じられる日本の条件を明言すべきである。すなわち

核の完全廃棄後、短距離ミサイルを含む全部の射程のミサイルの完全廃棄後、拉致問題の完全解決後、それに日本海での不法操業などの一切の不法行為の中止すべてを完全履行したあとで応需面談と世界に向かって明言すべきである。経済支援の内容、規模はもちろん日本独自の判断が必要であり、アメリカが口を出すことではない、これだけの当たり前のことを安倍さんはトランプさんに言えるかな。言えなければ安倍氏には外交を任せられない。

核、ミサイルの廃棄には日本独自による検証が不可欠であり、専門家、自衛隊を投入すべきことは当然である。