東方のあけぼの

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IOCバッハ会長発言分析

2016-10-18 21:51:11 | 東京オリンピック

 バッハ会長が小池都知事と会談したニュースだが、テレビでピックアップされた範囲の内容で二つほど論評というと大げさだが、チョイト注釈をいれてみた。

発言趣旨1「東京は大変立派な内容の提案をされたので選ばれた。そのルールを変えてはいけない」

一つの解釈;たしか東京の提案の要旨は1:コンパクト五輪と2:復興五輪と記憶している。これは小池氏の変更方向を完全に指し示す。すなわちコストがIOC総会に提案した案の四倍になっている。提案した額に収めなさいということ、IOCとしても野放図にコストが上昇すれば、今後開催に立候補する都市は無くなりオリンピックそのものが危機に陥る。それ(コスト上昇)を抑えようとバッハ会長はアジェンダ2020という提案をしているという。この解釈は完全に小池氏を支持する物である。(ルール)という文脈にふさわしくない表現をつかったのも韜晦を目的としたとも受け取れる。いずれにしても英語は彼の母国語ではないというエクスキューズもなりたつ。

また、復興五輪という趣旨からいえば宮城県でのボート競技実施は是である。

もっともバッハ会長もさるもの、ストレートにはいわない。彼の発言は別様にも、全く反対にもとりうる曖昧な物である。しかし絶対反対でないことだけは明瞭である。

発言要旨2:「もったいない(日本語)ことをしてはいけない」テレビでは語尾明瞭ならず。意味不明。日本語がわかっているかどうかも分からないし、人によって好きな様に解釈するだろう。

全体的な印象として、きわめて外交的な表現で流石と思わせた。以上

 


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