どんな団体でも解散規定がある。なければそんな規定は法的に無効である。あの悪名高いNHKにも解散規定がある。放送法の5*条だったと思うが。少なくとも国内で独裁的な権限をもつ資格はその時点(解散規定がないとう事実が発覚した段階)で現アマチュア・ボクシング連盟から剥奪される。
山根氏が偽装辞任をしても、そのあとの処理にもたもたしている感じが否めない。今月二日にも簡単に示唆したが東京オリンピックまで一年半もない。もたついている暇はない。取りうる道は一つしかない。
1:現連盟を解散する。解散規定がないなら解散規定を多数決で採択すればいい。そんなことをしなくても解散規定のない規約は無効だから無視して新団体を設立してもいい。そのほうが早いかもしれない。まぎれもない。
2:現在の運動母体が新・ボクシング連盟を設立する。
3:JOCや国(スポーツ庁、文科省)は速やかに新団体を公認して旧連盟の無効を宣言する。
当然だが旧連盟の保有する資産はすべて新連盟に強制的に移す。強制的執行による。
ここまでの手順に瑕疵はない。IOCが世界アマチュア・ボクシング界の他の不正を問題にして東京オリンピックでのボクシング開催を中止する可能性は残るが、今回の国内の騒動を理由として日本の参加を認めないという恐れはなくなる。
鈴木大地君、直ちにアクションを起こしたまえ。