こんな騒ぎは個人的にはどうでもいい。興味がないのであるが、まてよ、と納税者として調べてみた。私学助成金では早稲田や慶応を抜いて日大が一位なんだな。驚いた。こうなると黙っていてはいけないね。27年度の金額というのがインターネットに出ているが日大へは95.2億円とあり第一位である。
意外だった。さぞかし日大卒の国会議員や政党役員の圧力があったのだろうなと、もう一度インターネットに戻って日大卒の国会議員の数を調べた。これがはっきりとしない。こんな数字に紛れがあるはずがないのであるが、インターネットのサイトでまちまちなのである。
あるサイトでは26人とある。時点は記事にはない。迂闊な記事だ。それから中川俊直氏のブログでは17人とある。このひとは何かのスキャンダルで止めたかなにかした人ではないか。
まあ、日大卒の政治家が事件の収束に裏でうごめき始めているのだろう。井上コーチは辞意を表明したという。監督は「一時的に」理事を停止するといったそうだ。あくまでも「一時的に」としがみつくのも未練たらしくてみっともないが、おそらく日大卒の政治家が、二人ともやめないとアメフト部の廃部の流れを「裏政治的に」止められないと日大卒の政治屋が両名に通告したのだろう。こんな大学に95億も血税を放り込んでいいのかね、と一納税者としては思う。
昨夜巨人の試合で使う日大の広告を撤去したという。日大は球団公式スポンサーだそうだね。国民の血税を100億円近く貰いながら職業野球の広告に金をつぎ込むことが許されるのか。
ところで林文部大臣は日大卒ではないだろうな。前川騒動で動向が批判された自民党の文教委員長は私立大学卒だったと記憶しているが、まさか日大卒ではあるまいな。文教委員会の動向も監視しなければいけない。とにかく、直ちに助成金は回収しなければいけない。