東方のあけぼの

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安倍宰相論、双頭政治の勧め

2017-06-07 22:41:19 | 加計問題

というか自民党論なんだが。日本において首相選出は公選制ではないからね。自民党を消去法で選ぶわけだ。民進党に政権を取られたら大変だと大多数の人は自民党を選ぶのだろう。べつに自民党や安倍さんがいいと思っている訳ではない。

 しかしそろそろ消去法に頼るのは危険な水域に入ったようである。といって自民党に代わりがいるとも思えないことが歯がゆいわけである。自民党の中で安倍さんを選ぶのも消去法で許容されると考えていたが、どうも心配になってきた。

 安倍首相は外交ではまあまあだろう。外交問題の側近と言うかブレーンも森友や加計の内政担当や山口レープ事案に介入した警察官僚に比べると及第点かも知れない。外交担当首相と内政担当首相という双頭政治はどうだろう。ま、おとぎ話だが。工夫してみる余地はある。

 外交でも心配が無い訳ではない。トランプやプーチンとはうまくやっている様に見えるが土壇場でうっちゃりをくう可能性が非常に高い。安倍さんにそういう事態を回避したり、対処する能力がないのではないか、と最近の動きを見て感じだした。

 プーチンとの間では経済協力の話はどんどん進むが北方領土の問題は曖昧のままだし、プーチンを見ていると結婚詐欺みたいだ。金だけ安倍さんに貢がせて肝心な時に逃げられちゃうような気がしてならない。そうなった時に安倍さんがうまくハンドル出来るか疑問だ。

 トランプの方ともうまくやっているようだが、TPPは脱退するし、パリ協定も離脱表明だ。商人国家のアメリカそして根っからの商人のトランプには中国の魅力というのは(商売の対象としては)振り切れないだろう。結局は日本と中国を両天秤にかけて、情勢次第では肩すかしをくうのではないか。

 安倍さんは米ロ両国に騙されるんじゃないだろうか。最近の彼を見ているとそこまで心配しなければならないような気になって来た。

 


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