東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

都市の品格その二、歩道の自転車

2006-04-14 16:16:16 | 都市の品格

歩道での自転車の危険性について最近警察でもようやく取り締まる気になった。二、三日前の報道で、警察庁は全国に自転車の危険走行を摘発するように指示したそうだ。

大体、自転車は歩道を走れないことになっているはず。例外的に地方自治体の条例で認めたのがダラダラと今日に至っている。余輩の記憶が正しければ、あれは昭和30年ごろのことであった。歩行者に気をつけて、歩行者優先の原則を遵守して歩道での自転車の走行を認めたのは。

今日では自転車に乗っている連中は自転車優先だと思っている。後ろからいきなりベルを鳴らす。いきなり猛烈なスピードで追い抜く。ちょっと歩行者がわきにそれれば大事故になる。それは歩行者が悪いと思っているに違いない。大体女はベルを鳴らすね。若い男、高校生なんかはスピードを出して無言ですれすれに追い抜くようだ。

腹が立つのはスピードが出そうなスポーツ車で歩道を得意に走るやつだ。そういうのは車道でスピードを出したらよかろう。そういうやつに限って臆病だから歩道でスピードをだす。

車道でも一方通行を全速力で逆方向に走る馬鹿がいる。大体、一方通行だと車の走行方向を注意するから反対側から猛スピードで自転車が来ると衝突する。何度がそういうひやりとする現場に出くわしたことがある。

若い母親が振り分け荷物のように前後の荷台に幼児を乗せて走る。あの神経はよく分からない。子供が危ないと思わないのかね。

自転車メーカーには歩道では7,8キロしかスピードが出なくてブレーキのよくきく車を生産するように義務づけたらいい。

歩道を市民が自転車を気にせずにそぞろ歩き出来るのが品格ある大都市だろう。高齢化社会でリュックを背負って町歩きする老人が多い。ますます歩道は老人であふれるだろう。今のまま歩道での危険な自転車の走行を認めていると、高齢で骨が弱くなった老人が事故にあう危険性が増してくる。彼らは骨折などするとそのまま寝たきりになることが多い。それを機会に痴呆になる例も多い。介護医療費も増える。国家財政を圧迫する。

あらゆる観点から考えて自転車の歩道走行を許す時期は過ぎ去った。


都市の品格、その一パチンコ屋清掃

2006-04-14 13:55:43 | 都市の品格

かねて余輩は、会社の品格、都市の品格および国家の品格について注意を喚起してきたところであるが、最近は「国家の品格」という本を書いた人も現れて時勢の変化を感じる。まことにご同慶に耐えざるところである。まずは芽出度い。

東京都は来年ですか、再来年ですか、第一回の東京市民マラソンを開催するそうです。キリスト暦16年には東京に再びオリンピックを招致しようとしている。これを機会に東京を品格ある都市に清掃してもらいたい。よい機会であるからまず東京マラソン開始にあわせて基礎を固めることだ。

4月13日木曜日の読売新聞によれば、パチンコ屋が株式市場への上場を考えているという。パカも休み休みに言え。日本の街上から抹殺すべき最初のものはパチンコ屋である。さすがに株式上場には反対が強いようであるが、平沢勝栄君にもしっかりしてもらわないと困る。

ホリエモン事件の教訓をもう忘れたのか。上場したパチンコ屋がかき集める資金は北朝鮮の将軍様に献上される。現金化しないで株券を海外に持ち出し海外で現金化すれば日本の検察や警察には追跡できないのはホリエモン事件捜査の竜頭蛇尾で明らかである。

ホリエモンの場合、日本に還流した部分のみ把握できた。しかもライブドア本体に戻った部分しか把握していない。余は検察の捜査に大いに期待したのであるが、まったくあてが外れた。草むらをたたいて、こおろき一匹という有様である。株式市場を混乱させた空前絶後のがさ入れに、アメリカ諜報機関の技術援助も予想して大いに期待したのであるが、これではあの傍若無人な捜査を正当化できない。

パチンコ屋を上場すれば同じことになる。ところで30兆円市場のパチンコを撲滅すると行き場を失う者たちが出る。それをどうするか、である。業界の人間はどうでもよい。問題はお客たちである。別の娯楽を提供する必要があろう。かねて石原都知事が提唱しているカジノの自由化を早急に実施する必要がある。その運用はアラブ系、ラテン系あるいは南アジア系のマイノリティにゆだねるのが適当と思われる。経験もあるし、東アジアの連中のように、日本の政治家に対する贈賄、つつもたせ汚染もない。反日憎悪の腹にいちもつ、という危険もない。あるいはラスベガスあたりの資本でもよいかな。経験もある。マイノリティの悪にはマイノリティで対処するのだ。アメリカの経験を学ぶとよい。

東京から日本を改革しよう。市民マラソン大会を機会に改革しよう。


くじらの正体

2006-04-10 20:40:22 | 社会・経済

高速船が未確認水中物体にぶつかって大勢の重軽傷者を出した。この間は対馬の近くで同じような事故が報道された。実際はかなりの数の同様な事故が発生しているらしい。鯨らしいというのだが、そうだとするとくじらも相当の怪我をしているだろう。ところが鯨の死体を発見したというニュースを聞かない。それに衝突した船には鯨の組織が付着するだろうに、そういうことも聞かない。ほんとにクジラなのか。あるいは、何にもぶつからないのに船体の欠陥で急激に破損、停止しているのか。衝突しなくても船体が急激に破損すれば同じような衝撃があるだろう。なんだが狐につままれたようなニュースだ。

シナあたりが敷設した未確認兵器の可能性はないのか。もっとも、捕鯨禁止でクジラの数は猛烈な勢いで増えているらしい。韓国近くの漁場では魚をクジラが大量に食ってしまうので、漁獲量が減っているという。捕鯨禁止のヒステリーで生態系が壊れているのだ。

アメリカは捕鯨反対の先頭にたつ国だが、あれはシャカリキに売りたがる牛肉の輸出に影響を与えないために、アメリカの食肉業者がグリーンピースに金をやっているのではないか。高速船に魚群探知機をつめばクジラでも未確認兵器でも探知出来るのではないか。魚群探知機はそう高価なものではないだろう。