東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

舛添豹変の理由

2014-08-03 08:32:38 | 国際・政治
舛添韓国訪問中の言動は、なんというか、一桁調子が狂ったというか地滑りがあったという印象である。

勿論、彼の本性はあんなものなのだろうが、今までの彼はそれを隠し取り繕うずるさがあった。私は舛添ウオッチャーではないから、以前から見通していた人もいるかもしれないが、私に取って彼は豹変したとうつる。

彼の印象はずるがしこい、すばしこい、出世思考が強烈な男と言うことは分かっていた。したがって好き嫌いでいえば嫌悪するタイプであった。しかし、小ずるさから表面を取り繕い、まわりの空気を顧慮する小心さは持ち合わせていた。

都議会は自民党が多数だから、まさか舛添がしたと言われる反日的行為を承認することはないと信じているが、大丈夫かな。

リコール運動もかなり強烈になりそうだし、彼にもこういった成り行きは当然分かっていた筈だとすると、豹変の背景には切羽詰まった事情があるのではないか。

彼の問題点は金、女出入り、曖昧な素性あたりと思われる。この辺りの弱みを韓国の諜報機関に掴まれているのではないか。こうなると、ある意味でこのような男を都知事にしておくのは国家の安危に関わる。

公安調査庁マターである。また、週刊誌の取材が得意とするところであろう。

実は今朝(日曜の朝)フジテレビやその他のワイドショーで舛添訪韓を取り上げると思ったので、それを見てからと思ったが、どこも触れないね。そんなに軽微な問題なのだろうか。

そういうわけで、テレビを消してこれをアップしたわけである。



安倍首相手をつないてタラップをおりるのは止めましょう

2014-08-02 19:55:11 | 国際・政治
このブログはどうも話題に取り留めが無くて申し訳ない。佐世保女高生事件から舛添疑惑訪韓ときて今回は安倍さんのお手手繋いでに注文をつけるのだ。

いま中南米を外遊中の安倍首相夫妻だが、いつも外遊の時に夫人同伴だと、飛行機のタラップを手をつないで下りてくる。首相の体は、身体髪膚これを国民から受く、ですよ。忘れてはいけません。

ま、若者の様に元気に見えるから支持率が上がると思ってやっているのだろうが、そこまで気を遣う必要はない。万が一脚を滑らせたら大怪我をする。まして夫人と手をつないでいると身のこなしも不自由になるから二人とも大怪我をする。

この方が問題だし重大だ。安倍夫人もお若いのだろうが、女性の場合は若くても足下を気にする人が多い。デパートや駅での下りのエスカレータでも足下が不安で踏み出せず躊躇する女性の姿を良く見かける。

首相は国民から重大な負託を受けている体だ。自分の体といえども、注意して扱う心がけが必要である。

手はつながないで、どうしても繋ぎたければ下りてからつなぎなさい。そして手すりを掴んでもいい。べつに爺むさく見えると思う人もいないだろう。

国によってはタラップの清掃が行き届いていない場合も有るだろう。また雨で濡れている場合も有る。こんなことは側近が注意すべきことなんだが、忠臣がいないのかな。



舛添知事はまず都民に報告を

2014-08-02 17:50:20 | 国際・政治
舛添の韓国訪問は理由が理解出来ない。都民の大多数は不審に思っている。帰国したらまず都民に報告すべきだろう。東京外国人記者クラブでは会見をしたようだが順序が逆だ。あれは報告というよりかは空疎な美辞麗句を並べて自己宣伝をしたものらしい。

金はかかるが(出張費)中身のない親善訪問ならまだ許容しうるが、それでも報告はしなければならない。色々と報道されたところによると、かなり踏み込んだ越権的な便宜供与や許しがたい侮日的言動、身分をわきまえない誤解を与えるような言動があったという報道がある。

この疑念を都民の懸念から払拭するためにも舛添は直ちに都民に説明すべきである。実は舛添訪韓のニュースは全然見ていない。意図的に見なかった。不愉快な者を見せられる、聞かされると思ったからだろうね。

どうやら正解だったようだ。訪韓の内容のほかに映像でおぞましい属国根性を見せられるのではないかと危惧したことも有る。これも最新の週刊文春によると随分見苦しいものであったらしい。

舛添は複数の外国語を操るというが、外国語がペラペラは話せても、外交的プロトコルはまったく理解していないようだ。よく公明党の代議士が中国に行くとやたらにぺこぺこする映像が多くて注意したことが有る。そのせいか、相手の手を押し頂く様にして握手を懇願するような無様な政治家は野党でもなくなりつつ有る。

舛添は昔の田舎政治家よりもさらにブザマである。生の映像を見なくてよかったよ。おそらく吐いてしまっただろう。

舛添は朝鮮人三世だというが本当かしら。本性が現れたということかな。

最近の舛添を見ていて、これは次回の都知事は替えなければ駄目だなと思っていた。次の選挙は2017年かな。その時に選ばれた都知事がオリンピックのときの知事という訳だ。

ところが、インターネットを見るとすでにリコール運動が始まっているらしい。そうだな、気が付いてみれば2017年まで待つ必要がない。また、それでは手遅れかも知れない。私も賛成しますぜ。

舛添は都民の報告で以下の点も明確にしなければならない。すなわち

報道が各種あって混乱するところだが、どうも安倍首相の伝言を口頭で伝えたらしい。口頭という手段もはなはだ危険で、舛添がそれをどう翻案してパククネに伝えたか、彼女が正確に受けとっているのか。韓国人の常で自分の都合の良い様に粉飾してまわりに流していないか。などの危険な要素が有る。口頭で言ってしまった者はしょうがない。

舛添は記者会見で正確に自分の言葉で、どう伝えたかを都民に報告しなければならない。それが出来なければ即刻リコールである。




理解したい「佐世保女高生殺人犯」

2014-08-02 08:35:12 | 国際・政治
人間は訳の分からないことが起こると理屈をつけて理解しようとする。これは人間の業といっていい。週刊誌やテレビのモーニングショーはこの業の上に営業している。

そんでもって、今話題の佐世保事件、ああでもない、こうでもあった、と報道合戦である。

筆者も分からないのであるが二つほど参考になると思われる点を指摘したい。持っているのはテレビ、週刊誌からの二次情報のみであるからズバリと指摘する訳にはいかない。

一次情報の手持ちがないので思い切ってアカデミックにいこう。まずはオカルティスト哲学者ヘーゲルの精神現象学からである。

平凡社版によるが、B 自己意識 四 3 「自我と欲望」というところだ。「自己意識は、自分に対して独立な生命として現れる他者を廃棄することによってのみ、自己自身を確信している」。

つまり相手をバラバラにして廃棄してしまうことによってのみ知りたいという欲求を満足させることが出来る。意外に真実だ。というのは、ここまで「真理」がむき出しになることはまれではあるが、特定の個人の全体のOSが壊れてしまった場合、このような本源的な規範態が露呈するという訳である。

何れにしても、佐世保女高生はOSが完全にこわれてしまっているからこと、人間の本性が露呈したともいえる。

つぎにドストエフスキーといこう。「地下室の手記」に男女愛情関係で一方が他方を奴隷の様に完全に支配し、虐待し、暴力をふるい、屈服させるということで成り立つ愛情があるということだ。相手もそれを当然のこととして愛情がなりたつ。

ま、という場合も有るということだから誤解の無い様に。わたしも昔間近にこのような例を見て悲憤に耐えなかったが、年を取ってみると、こういう男女関係もあるんだな、と思う様になった。だからドストエフスキーを読んだときに、彼はさすがに、よく観察しているなと思った次第である。

以上でありますが、参考になりましたかな。

ドストの場合、ストレートにはつながらないが、父親に対する暴行といい、彼女によれば父親を尊敬しているそうだし、非常に近しい間だ。また殺された女子生徒も数少ない、仲のいい友達だったというし。だからこそ対象になったという見方が出来る。

もっとも、別解もある。遺体の腹部を切り裂いていたというし、これは彼女の再婚した母親に子供を作らせないという類感魔術(本能的、無意識的な)だったという全く異なった解釈も可能である。