そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

そりゃやり過ぎだ、プーチンさん

2006-11-22 | プーチン

Russian_spy_alexander_litvinenko_could_h ロシアの元スパイで、ロンドンに亡命していたアレキサンドル、リトヴィネンコ氏が11月1日に毒殺されそうになった。21日現在生命の危機にあるから、毒殺されたとなるかも知れない。

非放射性のタリュウムが体内から検出されたと、ロンドン大学病院が発表した。血液中のRussian_spy_alexander_litvinenko_could_h_1白血球がかなり低下している。これは、旧ソビエトのKGBのお得意の手だそうである。数日前までふさふさとあった頭髪がほとんどなくなって、死の危機に直面する 姿を家族が公開した。

ここで思い起こされるのが、10月7日のプーチンの誕生日に自宅のアパート前で、4発の銃弾を受けて殺害されたアンナ、ポリトフスカヤのことである。

リトヴィネンコ氏は、アンナ、ポリトフスカヤが誰に殺害されたかを追及している最中であっ01_7た。彼もまた、彼女と同じようにチェチェンの正義を訴えていた一人である。プーチン政権にとっては煙たい存在である。

プーチンが大統領に就任後、ロシアの13名のジャーナリストが不信な死02_4を遂げている。それらのジャーナリストは、ことごとくプーチン政権を批判していた人たちである。最も大きな問題は、それらの犯人が誰一人として挙がっていないことで ある。(本ブログ10月8日、10日参照)

ロシアは今や、言論統制の恐怖政治の国家となっている。

コメント (1)
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