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そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

こんな本が売れる時代です

2007-07-06 | アニマルウエルフェアー
世界屠畜紀行

世界屠畜紀行
価格:¥ 2,310(税込)
酪農畜産に関する本の紹介です。肉を平気で食べている皆さん。動物の肉は殺さなければ食べられません。この本は実に多くの世界に出かけて、家畜を殺す様子をルポして、絵で紹介したものです。は文化です。

牛乳の未来 牛乳の未来
価格:¥ 1,680(税込)
聞き取り専門の著者が初めて、酪農の現場に飛び込んんで聞き取りでまとめた本です。かなり売れたようです。
草の牛乳―牛乳の未来を拓く人びと

草の牛乳―牛乳の未来を拓く人びと
価格:¥ 1,600(税込)
前作にも増して酪農に知識を得て酪農家の、あるべき姿を紹介してくれています。このようなごく自然の飼い方が、普及しないことがおかしいのである。

モー革命―山地酪農で「無農薬牛乳」をつくる モー革命―山地酪農で「無農薬牛乳」をつくる
価格:¥ 1,575(税込)
この著者も酪農の知識がなく、岩手の山地酪農を実践奮闘をルポしています。一般の消費者は乳牛の多くはこのような形で飼われていると誤解しているのでしょう。
幸せな牛からおいしい牛乳 幸せな牛からおいしい牛乳
価格:¥ 1,785(税込)
著者は岩手の酪農家である。家畜もこのように飼われると幸せなのでしょう。著者の奮闘のさまは上記の本と重なります。
そりゃないよ獣医さん―酪農の現場から食と農を問う

そりゃないよ獣医さん―酪農の現場から食と農を問う
価格:¥ 1,680(税込)
私の本が、なんと3刷目になりました。こんなに売れるとは思いませんでした。でも、当分は私の言うように動かないと思います。残念ながら・・

このような本が売れる世の中がおかしいのです。一般消費者は、酪農の実態をまったく知りません。日本の牛乳のほとんどは、穀物多給で搾られています。上記の本に紹介されているようなような、健全な酪農家はほんの芥子粒ほどの存在です。

アマゾンにつながって申し訳ないけど、日本の酪農の状況を知る上で何冊か読まれることを勧めます。

それにしても、まったくの素人の女性のルポが多いのは何なんでしょう?

コメント
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羅臼港

春誓い羅臼港