胡錦濤は最もおいしいところ、良い時代と後々語られるであろうを食べて政権を譲った。習近平体制になり、少しは変わるかもsれにとい出来事があった。
貴酬省でホームレスの子供が、大型のごみ箱で5人も死亡したのである。中国メディアはこれを報道した。これまではなかったか、海外メディアにすっぱ抜かれて認めるのがせいぜいであった。
ところが今回は、中国の恥である格差社会の象徴的と思える、ホームレスの子供たちの死亡事故である。5人の子供たちは、10歳前後で上記のごみ箱の中で、木や紙クズをたいて暖をとっていた。一酸化炭素中毒のようである。
この事故を、中国のテレビや新聞などで報道したのである。Chaina Daily Web では、一般の路上でたむろする子供たちの写真まで載せている。もっとも、中国政府は十分対応していますと、お役人が手を差し伸べたり、病院で手当てするような写真ばかりである。
自らの汚点を曝け出すようなことは、中国はこれまでやってこなかった。格差社会の改善に向けての前向きの姿勢を内外に示したかったのであろう。
さらに大きな、汚職や少数民族問題にも新たな取り組みがあればと思われるが、彼らの思惑通りになるかはわからないが、今回のことは中国の微妙な変化と見たい。