そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

懲りない面々

2012-11-05 | 政治と金

中国の万里の長城のツアーで事故が起きた。3年前に、トムラウシで8人もの死亡者を出した会社、アミューズメントトラベルの再度の事故Photoである。トムラウシの事故の時に、こうした事故は必ず起きると予感していたと、何度かここに書いた。
同じことが起きた。現地の人たちが雨が降り、山は雪と止めるように忠告をしたにもかかわらず、彼らは出発した。

ほとんど人が歩かない、城壁遺跡跡を歩いている。高齢者たちばかりである。7日目の疲労が頂点に達しているときの事故である。コーディネーターの技量を確認していない。Photo_2寄せ集めのメンバーである。会社は現地確認をしていない。

これは全くトムラウシの事故と同じである。彼らは何の反省もなく、何の改善もせず旅行を企画している。参加者を募集して、スケジュールをこなすだけのツアーである。

会社側は想定外という、都合のいい言葉を利用しようとしている、学習しない全く懲りない面々である。

つい先ごろ、エレベーターに挟まれてご婦人が亡くなられた。6年前に高校生が同じようにして、エレベーターに挟まれ亡くなっている。どちらもシンドラー社のエレベーターである。

6年前の事故は、何の検証もされていない。立件もされていない状況なのである。当然会社側は、被害者に対し何の謝罪も補償もしていない。そして今回の、同類の事故である。全く懲りない面々である。

同様の事故を繰り返す会社に、社会的な責務を負わせるのは無理である。事故の検証と改善をできなければ、社会から撤退してもらうべきではないか。

そういえば、民主党も新たなマニフェストを作るようである。3割は達成したなどを、政権交代の本質を投げ出したことには触れようとしない、Photo_3
厚かましさと無神経には、あきれるばかりである。

政権交代の本質部分、脱官僚、アメリカとの対等な関係、コンクリートから人へ、普天間移転、埋蔵金があるので消費税は上げない、年金は十分対応する、これらが政権交代した民主党の本質である。マニフェストにはそう書いてあった。なのにマニフェストを作る??

最も懲りない面々は、民主党の政治家たちである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羅臼港

春誓い羅臼港