今国会で選挙権が18歳まで引き下げる法案が通過しそうである。若者が選挙に関心が薄く、こうしたことをきっかけに社会的なことに目を向けてくれれる契機になれば、意味があるかもしれない。しかし、そんなことで自分のことだけを優先させ、他人と距離を置くことで生きている、若者が急変するとも思えない。
時あたかも、川崎市の少年刺殺事件で新潮が実名報道した。未成年の実名報道は、少年法に違反する。少し前、同じく新潮の名古屋大学生の「人を殺してみたかった」女子大生の殺人事件の、実名報道ではあまり騒がれなかったが、今回は少年法についても取り上げられている。
長年野生動物の治療や保護に携わっている友人の獣医師が、現代の若者は幼児化している。成人になる年齢は昔に比べて格段に上がっている。選挙権を与えるなり、未成年としての処理年齢は25歳まで上げるべきというのである。今の動きと全く逆である。
そういえば戦前は、例えばお役人や軍人なら30歳と言えば十分に大人で、髭を蓄えていっぱしの権力者であったし、威厳さえ感じていたものである。
ところが現在は、40歳になってもかわいいものが大好きで、ピンクのキティーちゃんの囲まれ悦に入ったり、学芸会もどきの集団ケツ振り音楽に血眼になってたりしている。結婚年齢も相当高くなっている。
男女を問わず幼児性は40歳ころまでは抜けないでいる。いやそれ以上かもしれない。
その一方で、政治家は選択者の基準がひと時の報道などに左右されたり、外見が優先される結果、芸能人と変わらない低能力者が国政を担うことになる。官僚が厳しく難解な試験を勝ち抜いてきたことを思えば、政治家にも何らかの資格試験すらあって良いのではないかと思えるほど、無知な輩がゾロゾロ国会にいる。その典型が安倍晋三である。
18歳に選挙権を与えることは、諸外国では徴兵基準年齢にも連動していることも忘れてはならない。若者の幼児性はこの国を危うくさせる。単純に選挙権の引き下げを喜ぶことができない。
時あたかも、川崎市の少年刺殺事件で新潮が実名報道した。未成年の実名報道は、少年法に違反する。少し前、同じく新潮の名古屋大学生の「人を殺してみたかった」女子大生の殺人事件の、実名報道ではあまり騒がれなかったが、今回は少年法についても取り上げられている。
長年野生動物の治療や保護に携わっている友人の獣医師が、現代の若者は幼児化している。成人になる年齢は昔に比べて格段に上がっている。選挙権を与えるなり、未成年としての処理年齢は25歳まで上げるべきというのである。今の動きと全く逆である。
そういえば戦前は、例えばお役人や軍人なら30歳と言えば十分に大人で、髭を蓄えていっぱしの権力者であったし、威厳さえ感じていたものである。
ところが現在は、40歳になってもかわいいものが大好きで、ピンクのキティーちゃんの囲まれ悦に入ったり、学芸会もどきの集団ケツ振り音楽に血眼になってたりしている。結婚年齢も相当高くなっている。
男女を問わず幼児性は40歳ころまでは抜けないでいる。いやそれ以上かもしれない。
その一方で、政治家は選択者の基準がひと時の報道などに左右されたり、外見が優先される結果、芸能人と変わらない低能力者が国政を担うことになる。官僚が厳しく難解な試験を勝ち抜いてきたことを思えば、政治家にも何らかの資格試験すらあって良いのではないかと思えるほど、無知な輩がゾロゾロ国会にいる。その典型が安倍晋三である。
18歳に選挙権を与えることは、諸外国では徴兵基準年齢にも連動していることも忘れてはならない。若者の幼児性はこの国を危うくさせる。単純に選挙権の引き下げを喜ぶことができない。