そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

自民党を追い詰められない岡田民主党

2015-03-17 | 国際・政治
岡田民主党は、網膜剥離で外の景色どころか、肝心の政治の動くも見えなくなっている。
自民党にこれだけ政治とカネの問題が噴出しているのに、どこからかのリークで自らの問題が取り上げられポシャッてしまった。どう贔屓目に見ても岡田氏の問題は微細で何もないの等しい。
処が自民党の諸問題、とりわけ下村文科大臣の政治献金問題は、ウソが発覚しながらも居座っている。辞任した西川農水前大臣より、よっぽどたちが悪い。功名心旺盛で間抜けな西川に比べて、下村大臣は確信犯でウソをついているからである。
ここは野党第一党の民主党が全面に出て、叩き落とすべきなのであるが、どうやら報道に任せているだけでだんまりの一手である。

沖縄の普天間基地建設では、安倍政権が一方的に沖縄の民意を踏みにじって、強気一点張りである。環境破壊はやるは、特定の活動家を不法拘束するわ、反対派のテントはぶち壊すは、カヌーは強硬に排除するは、でやりたい放題である。
知事には面会も拒否し、首相も官房長官もスケジュールが取れなかったと言うが、中谷防衛大臣に至っては合う意味がないとまで切り捨てた発言をする。自民党全敗の沖縄衆議院選挙であるが、ここも野党第一党の民主党が徹底的に追及するべきである。民主党も敗北していることもあってか、全く何もない。

ドイツのメリケル首相の来日で、岡田代表は会談している。そこでメリケルから、安倍首相の歴史認識について注文が付けられたようである。こんなラッキーなことはない。岡田民主党は、歴史認識で安倍政権を攻める格好の材料を得たことになる。
今こそ野党第一党の民主党が、安倍政権を打倒するチャンである。
ところがこれについては、岡田代表は何も触れるようなことを外に向けて発信していない。

民主党政権時代に、脱原発を打ち出している。内容が二とはいえ、政治方針としては十分である。今日日本の原発の古いもの3基の廃炉が決まった。脱原発は小泉純一郎が言うように、政府が決めれば簡単に動くものである。ところが野党第一党の民主との動きは緩慢である。

集団的自衛権行使容認についても、党としての方針が決まっていない。憲法についても同じである。

自民党一強、他弱の現状を推し進めているのが、第一党の民主党である。岡田首相は、反自民ではなく”半自民”の本領発揮である。民主党の腰抜け状態が露わな現状である。
コメント (1)
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