そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

次々出てくる関係書類は加計ありきのものばかり

2017-06-07 | 安倍晋三
今日報道各社が一斉に、”独自に取材したところによる”と言う言葉で、複数の文科省職員が、加計学園獣医学科開設問題で官邸トップの意向という文書の存在を肯定し、多くの職員が共有していたはずと証言しているというのである。NHKでさえ報道している。菅官房長官の、「出所不明の怪文書」と切り捨て、再調査しないというのは、何らかの意図があるとしか思えない。
民進党が独自に入手したとされる、国家戦略特区諮問会議の問答集がある。加計学園と京都産業大学が競い合っている時点の問答集である。問答集はすでに、加計学園に決まった時のことばかりが記載されている。出所ははっきりしているが、この方が怪文書と言える。
更には、今治市が獣医学部新設を提案する以前の2015年4月2日に市の幹部職員が首相官邸を訪問していることを示す文書の存在が確認された。自由党の森裕子議員によるものであるが、情報公開請求に基づき今治市が公開した文書で、出所は解っている。この文書は、出所不明でもなければ怪文書でもない。今治市の職員の訪問目的は「獣医師養成系大学の設置に関する協議」となっている。相当早い時期から、官邸との協議に入っていることを示すものと言える。職員が官邸て会った人物は黒塗りであるが、同じ時間に安倍晋三と下村文科大臣が官邸にいたことは解っている。
安保法制が審議中にもかかわらず、防衛省のトップがアメリカでその後、国会で審議され可決されることになることをべらべらしゃべっている内容の文書を、防衛省は内部調査した。出所も解らない文書であったが、防衛省は内部調査はしていた。菅官房長官が、出所が解らない文書について、何度も内部調査はやらないと切り捨てるが、国民の目には隠そうとする意図しか見えない。
内部の再調査もしなければ、前川前政務次官の証人喚問にも応じないのは、単に「安倍晋三が関与したことが、ばれるのが嫌だから」としか思えない。誰もがそう思っている。
コメント (5)
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