そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

「出所不明の文書は調査しない」を繰り返す、苦し紛れの官房長官の記者会見

2017-06-08 | 安倍晋三
今日の会見での菅官房長官の答弁は、最近になく苦し紛れのものであった。質問が正当であるから、怒るわけにもいかない歯切れの悪い会見となった。
「出所不明の文書については再調査しない」を繰り返すが、報道各社が一斉に内部告発のような証言を報道していることを指摘。それでも怪文書かと、記者は迫ったが、菅官房長官は今度は、「文科省が判断した」と回答した。本物でないのかと問われると、「本物だとは思う」までは答えた。更に、安倍首相と菅官房長官の判断ではないかという質問には否定した。
内部告発はこれではできない。都合の悪いことは隠蔽することになる。これからもこうした文書が出てきても、調査はしないということになるのかという質問はには、仮定のことは答えられないと、何とも情けない。
「仮定ではなく出所不明だから調べられないと繰り返しているから出所を明らかにした告発があった場合きちんと調査して頂けるかどうか」と再度質問したが、仮定のことは答えられないと回答した。
長々と、再調査をしないことへの質問が続くと、スタッフが、質問は簡潔にして同じ質問はするなと間に入った。記者は、誠意のある回答がないので繰り返すことになっているとして、再々質問をしたが、文科省の判断、出所不明の文書については再調査しないを繰り返した。

内部の再調査もしなければ、前川前政務次官の証人喚問にも応じないのは、単に「安倍晋三が関与したことが、ばれるのが嫌だから」としか思えない。誰もがそう思っている。
コメント (3)
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