何とも情けない総理大臣である。マスコミのトップと気色を重ねることが功を奏しているのか、下がったといっても支持率が30%はある。安倍晋三は外交ではことごとく失敗している。何一つ成功していない。唯一成功しているちわれるアメリカとの関係でも、4年前勝利を確信しているクリントンにあいさつに詣でたが、トランプが当選するや数日で訪米して、下僕宣言をしてご機嫌を取っている。見通しも信念もない象徴的な出来事である。韓国中国とは哀れな状態であるし、ロシアには平然と北方領土を渡してしまった。3000億円の追い銭までつけて。プーチンに綿sたちン世代で領土問題を終わらそうと声かけたが、その通りになった。
ヨーロッパ諸国にはほとんど誰にも相手にされない。中東ではイスラエルに支援宣言をして周辺諸国から相手にされない。この宣言でフリーの日本人ジャーナリストが殺害されるに至っている。アメリカとの仲介役を自認しイランにのこのこ出かけたが、適当にあしらわれて帰されている。
世界がそれでも安倍を行け入れるのは、金がもらえるからである。安倍がばら撒いた金は60兆円にもなっている。その多くは土建事業で、日本企業が請け負うことが多く、誰のためのバラ播き60兆円か、どの報道も検証していない。内政でもアベノミクスの破たんは哀れなものである。
そしてコロナ対策である。結論から言えば何もしていない。世界にリーダーはコロナ危機に対応できているか、米独のPR戦略会社「ケクストCNC」が表記の7カ国で行った調査結果である。安倍晋三はダントツのマイナス34である。トランプでさえマイナス21である。
「ビジネスが必要と知る支援がここなわれているか」の質問では日本が23%であるが、他の6カ国は38~57%であった。ビジネスへの対応の不満が底辺にある。
メルケルの評価が高いには、自らの言葉で国民に早期に呼び掛けて擬態的な対策を次々行ったからであろう。同様の評価なニュージーランドや台湾でも同じである。
ボーっとしてなりゆきを見詰まるばかりで、緊急事態の解除時には、「日本型モデルを世界に発信する」と息巻いていたが、どうなったことやら。自分の言葉を持たない哀れな無知の頭脳では、メルケル達のように本音を晒して国民に訴えることもできないのである。
何もコロナだけではない。安倍晋三の行った政策は悉く挫折して破たんしている。安倍の成功は、失政を重ねても、犯罪行為を重ねてもマスコミを黙らせていることである。