そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

病院にトンずらした安倍晋三に同情的な報道

2020-08-17 | 安倍晋三

安倍晋三が慶応病院に検査入院した。8時間半の検査は長いが、激務の役職を同情する声が自民党側近から聞こえる。甘利明などはいじめないで、可哀想で休みもない等とネットで訴えていた。典型的な贈収賄が暴露されても、不起訴にしてくれたお頭への援護射撃であろうか。それとも自らは詐病まで演技して1年以上トンずらした体験から披歴して援護か。
国会を閉会して審議員会にも全く顔出さずに、激務だ多忙もないだろう。記者会見は2カ月の間やることなく、やっと広島長崎で開いたと思えば、予め用意された2つだけを聞いて、カンペをつらつら読み上げる。追加質問されると、官邸職員が腕を掴んで黙らせる。それでも記者の投げた質問は聞こえたはずである。すたこらサッサと逃げてしまった。こんな首相に、激務だ多忙はないだろう。
国会閉会は、有罪が確実視される桜を見る会の政治資金法違反事件と、側近の河井夫妻の逮捕に係わる選挙違反の問題、更には森友学園の国有地売却に係わった昭恵の問題などから逃れるためであることは明らかである。自殺した職員の奥さんの、「妻や私が関わっていたら総理も議員も辞めますよ」と公言した安倍晋三に対して、「もう一度その言葉が言えますか」という言葉が重い。自己保全のために悪行を重ねてきて、逃げに逃げ回っている国家の最高責任者に、激務だ多忙だはないだろう。
コロナ対策でも無策のオンパレードである。イギリスの首相が新型コロナに感染陽性になっていながら、ちゃんと記者会見をして国民に当初の考えが甘かったと謝罪のような言葉も述べている。ブラジル大統領も体調不良で新型コロナ感染陽性なりながらも、こんなもの風邪と同じだと息巻いて記者の前で奥さんとキスをしている。その奥さんも要請になったが。安倍晋三は激務だ多忙だと言える立場にはない。
海外メディアからは、敵前逃亡と言われているがその自覚があるのか。これが野党の憲法に基づいた国会開催要求を回避する奇策と思えなくもないが。
結局は夏休みを快適に過ごすための検査入院と言われても仕方ないだろう。
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