盛山正仁の選挙に無償で選挙応援した統一教会員が、「恩義も何も感じていない人、あきれてしまう」と発言している。統一教会(現世界平和統一家庭連合)に、選挙の弱い盛山が協力を懇願したことは容易に推察される。その男が、文科大臣になって、解散請求をこの男がしたのであるから、統一教会側としては憤懣やり方ない。
五月雨式に次々と、統一教会との関係をメディアに垂れ流す。岸田はもうこれ以上閣僚の罷免を出来ないのだろう。「職責を全うすることで責任をとる」と、過去幾度耳にしたか分からないフレーズを吐いて、盛山は居座っている。
東大が優秀というわけではないが、少なくともこの大学を灘中学・高校を進んで目指した来た人物は、記憶力は抜群のはずである。誰が見ても盛山はとっかかりから嘘をついているのがはっきりしている。引くに引けないのである。
「統一教会との関係は記憶にない」と虚言を繰り返す盛山に、また新たな事実が突き付けられた。3年前の統一教会の総会に出席し、最前列に座り韓鶴子総裁のビデオメッセージを受けて、深く感銘をしたと壇上で述べていたが、これに対して盛山は、「はっきりした記憶はございません。あいさつ程度のことしか言っていない」と述べ、野党から、「激賞してますよ。記憶にないなはずがないし、政策確認書にも署名している。あなたが統一教会の布教に協力でないか」と突っ込んでいるが、本人は辞任などしない。
盛山正仁は「少しづつ小出しにして、揺さぶりをかけている」と言ってしまった。ないことを小出しにしているのではない。事実を認めようとしないから小出しになっているのであるが、事実であるなら
教団側はの人物は、「全部出したらもっと大変なことになる。内容をしっかり確認して、サインしてもらった」と述べている。
文部科学省は昨(6日)解散命令請求された宗教法人の財産流出を抑止するために制定された特例法に基づき、統一教会(現世界平和統一家庭連合)を「指定宗教法人」に指定することを決めた。高額献金の被害救済のための原資を確保する狙いがあるとされるが、届け出回数を増やしただけで、大きな変化はない。
統一教会の更なる揺さぶりが来るだろうが、盛山正仁はまだ文科大臣の席に居座り続けるのだろうか。それより岸田政権は絶えられるのだろうか?安倍晋三の幻影が今またここで咲いているのだ。