またアメリカ産輸入牛肉に危険部位が除去されていないのが発見された。今月7日にアメリカ通商部代表カークが、「日本の牛肉輸入制限を大いに懸念している」と、日本政府にクレームをつけたばかりである。
アメリカでBSE発生を受けて輸入禁止になっていたのを、輸入再開したのが小泉純一郎であり、担当大臣が酔っ払い会見で有名になった中川昭一である。それを先導した外務大臣は、今回バカタロー解散した麻生太郎である。
輸入再開されてから、実に12例目の違反事例である。特定部位に関しては、2例目である。日本の基準をアメリカが守れるわない。アメリカの屠場は、安価な労働と不衛生な環境と獣医師による目視観察だけである。安価な牛肉を食べたいアメリカ人は、手間のかかる高価な衛生検査基準など求めていない。これがアメリカの基準である。
現在アメリカからは20カ月以下に限り、特定部位の除去を条件に牛肉を輸入している。アメリカはこれが気にいらないのであるが、自国の基準を日本に押し付けてきているのである。今回は、カンザス州産の牛であるが、背骨が除去されていない牛肉が2箱も見つかったのである。アメリカの畜産現場で日本の要求に応えるには、応分の経費がかかる。
輸入するということは、輸出国の基準で判断されるべきではなく、輸入先の基準に合わせるべきなのである。大国アメリカは従順な従属国日本には、極めて横柄な態度で何でも要求する。食料を海外に依存するリスクを真剣に考えてもらいたいものである。これはほんの一例である。
シモフリ度がA5クラス。
隣の和牛と遜色無し
20ヵ月位では入る訳が無い霜降り
ちなみに、私は以前全農に居ましたので、見間違う事はありません
既に、事実上、全面解禁になっているのでは?
しかし、普通の赤身にちりばめた様に脂肪が入り込む事は異常だとおもいませんか?
少なくとも健康な牛とは思えない。
獣医さんはどう、感じていますか?
アメリカから輸入した穀物で、肥満牛を創る技術が霜降りです。ヨーロッパ人はこれを、ファッテーと呼んで脂臭いと言います。好みとは思いますが、あまりにも異常な身体になった牛を、日本人は美味しいと思うのです。
牛の体に付いた脂肪は、長鎖の脂肪酸で、人間の体にはよくないのです。牛乳の脂肪酸は短鎖が本来ですが、穀物多給の乳牛が泌乳する牛乳はこれに長鎖の脂肪酸が含まれるようになります。
牛乳の脂肪は、本来健康で吸収の良いものですが、現在は必ずしもそのようになってはいません。
アメリカの牛には、日本のような履歴はありません。歯などで推定しているだけで、事実上年齢はわかりません。
20か月以下で霜降りはできませんが、そのような牛肉があること自体おかしなことです。
1人の被害者も出ていない米国産牛肉については言及しても、危うく命を落とすところだった被害者が出た中国産ギョーザについては言及されましたか?
とっくに所見を書いておられます。
世相を斬る、鋭い視点のブログは、いつも『ハッ』とさせられます。