そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

嘘つきブッシュ

2008-02-02 | イラク

アメリカブッシュ大統領が、年頭一般教書でイラクは沈静化しつつある。とりわけ、Bush_and_the_carnage_in_iraq増派以降はテロの数も死者数も減っていると、胸を張っている。

しかし、現実にはこれと全く反対で、あるいはブッシュの演説を聞いたがためか、この2At_least_110_die_in_blasts_near_bhu 日で自爆テロによる相当数の死者が出ている。200人を越すようである。

ブッシュは、なんとしても武力で制圧したとする実績を誇示したいようである。彼には、それ(武力)しかないからである。

一方、アフガニスタンは日本が、国民にテロが減る方法として説明する、インド洋でのアメリカ艦船への給油活動を行っているにもかかわらず、タリバンが復活している。

アフガニスタンで武力活動を行っている、EU諸国もドイツをはじめとして本音は撤退したいようである。国内的には、アフガニスタンの武力活動はそれぞれの国内では支持が低く、EU諸国は消極的である。

昨年ムシャラフが神学校を武力制圧してから混乱状態にある、パキスタンはXinsrc_5821104120454468182763 正常な選挙が今月行われるとは思えない状況にある。ブットは何のために帰ってきたのだろうか。

パキスタン北部はすでに、タリバンの支配下にある。核兵器を有するこの国はテロ国家に変貌する危険を孕んでいる。

ガザはすっかりイスラエルに封じ込まれて、人道的に限界状態にあるがエジ1201738032プト側の壁を破壊されて一息ついているが行き先不透明である。

レバノンは相変わらず、国内抗争とイスラエルの挑発で戦禍が絶えることがない。

比較的安定していたクルド族のイラク北部も、トルコの空爆を受けていたり、自 立(独立?)への道を模索している。

イランには、ロシアが濃縮ウランを提供するようである。アメリ カですら、核開Bush_war_report_sugar_coats_bitter_発の事実がないとしたではないかと、ロシアは思っている。ロシアにとって、イランはアメリカを刺激する格好の材料なのである。

中東は、ブッシュが言うようになっているところは何処にもない。ブッシュは嘘つきである。

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こりゃあったり前ダ

2008-02-01 | 政治と金

今世間は、「中国製の毒入りギョーザ」で大騒ぎである。こんなもの、起きるべくして起きたことである。当然のことである。それでは、もっと良いものを輸入しようと言う話になるのだろう。

Photo 海外に食料を委ねると言うことは、こういうことである。勿論国内でも、類似のこ とがこれまでもありこれからも起きると思われるが、国の姿勢として海外依存率を高める限り当然のことである。国内で発生したこととは、異質なものである。

このブログに、牛の輸入飼料にカビなどが発生して、乳牛の健康に障害がでているので、国会で紙智子議員に質問をしたが、私はどう思うかという問いがあった。この方からは、別なところでも私にあった。

私は、海外に依存する限り当然のことだと回答した。良い食料なら輸入しても良いというものではない。食料には、一定の「量」と「質」が要求される。無くて良いものでもなければならないし、あれば良いというものでもない。01

食料は、人の生命に関わるものである。人が生きていくために欠かすことのできないものである。しかも倍は食べられないし、半分だと生きてゆけない。一般の商品とは全く異なるものである。

当然、質も問われなければらない。健康に直接関わるものである。こうした、食料を一般商品と同等に「市場原理」で評価すると、価格競争により質が犠牲になる。

経済成長の著しいときには、「農業」「食」は犠牲になる。国家として、経済成長を高めることの方が、国威を発揚できるのである。

かつての日本がそうであったように、オリンピックを控えた今の中国が多くのものを置き去りにしたまま、経済発展を続けている。

やがて中国の経済発展は人件費を上げ、日本の労働賃金にちかずく時が来る。輸入などできないときが来る。今回の事件は、食料は国家単位で可能な限りの自給をするべきだとの警告である。

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羅臼港

春誓い羅臼港