日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

このカーディガンは毎年クリーニングしている。

2017-05-08 20:09:05 | 家族
ざっくりとした模様のカーディガンがある。

(クリーニングから戻ってきたカーディガン。普段着にしているので、まじまじと見ると草臥れた感も漂っている。苦笑)

ずいぶん前(思い起こせば20年ほど前になる!!)に購入した。
子供たちは中学、高校生のころで、これから教育費がかさむだろうと、ローンと教育費で節約家計の我が家だった。

質実な暮らし。食べ盛り、育ち盛りで、着るものも値札を見ないで買う、ということはありませんでした。
そんな頃でしたが、この一枚のカーディガンは色白でのっぽの中学1年の末娘に着せたくで、買い求めました。
クリスマスプレゼントとして。
たしか、立派なイチゴもたっぷり買ってケーキも作りました。

9月末から登校がスムーズにできなくなっていました。
何が理由か、あれこれ頭を悩ましました。
結局、登校できなかったのは1週間程度だったかと思いますが、そのあともギクシャクは続きました。
子供の笑顔が見たくて、列記しませんがいろんな企画もしました。

冬休みに繁華街に遊びに行こうと、先輩たちから誘いが、、、という話も耳に入ってきて、ヒヤヒヤでした。

なんとか、引き留めたくて、クリスマスは一緒にイチゴケーキを作ろう、と準備し、このセーターを奮発したのです。

当然、親の心子知らずです。そんなに喜んだ風もありませんでした。

冬休み後は、なんとか通学ができるようになりました。

このセーターにはそんなエピソードがあるのです。

なので、子供が巣立って何年もたちますが、実家においていったセーターを私が毎年袖を通し、自分で手洗いしないで、きちんとクリーニングに出しているのです。

年齢的に不似合? そんなのいいんです。

あの折れそうになっていた娘を何とかしたいと思っていた自分を忘れ去りたくないために、抱えていたいのかもしれません。




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落としたり拾ったりの小さな話。

2017-05-08 19:37:09 | 私の雑感あれこれ
先日、弟と雑談していて、財布を落とした話をした。
昔、二人の幼児を連れた和歌山旅行の途中で財布紛失して、宿の主人に4万円ほど借りて旅行を続けたことがある。しばらくして、他人のカバン(夫の仕事鞄と同じだった)に入れたらしいと判明。警察から連絡があって、カバンの持ち主(奈良県在住)から戻ってきた。びっくり!!

10年ほど前、スケッチに出かけた池の周りの公共のトイレにバックごと忘れたことがある。とりあえずカード紛失の手続きを済ませ、警察に紛失の電話を入れたら、届いていた。びっくり!!

数年前、息子が帰省した翌日、出かけるので最寄駅まで送っていったら、財布がないことに気づき、とりあえずお金を渡して予定通り出かけ、警察に連絡したら、なんと、届いていた。びっくり!!

こんなことがあった、と話したら、弟は、なんでそんなに、財布を落としたりするのか、と、そこにあきれていた。

で、今朝、夫に、呆れられたと話題にしたら、

「ボクは落としていないよ。キミたちだろ」と返ってきた。

ま、確かに。そそっかしいのはワタシのほうだ。

と、納得はした。

で、その30分ほどあと、テーブルの脚のところに50円玉が落ちている。

おや、ゴミ箱のそばにもコインが、

あら、ここにも。

「あなた、財布の小銭をバラまいたでしょう?」と声をかけると、

夫「そう、こぼした。キミにあげるよ」と。

さっき、落とさないといったのに、、、まったく!!

ま、外で落としたのではないから、同じではないでしょうけれど。

というわけで、数枚のコインは私の財布に入りました。

ほかにも、拾ったことはあります。

3万円。警察に届けて、落とし主が見つからなかったので半年後に私のものになりました。

で、その頃、友人の長らく養護施設から引き取って育てていた里子が首から下がマヒするという大けがをしたばかりでした。
入院となれば、何かとお金もいることだろうと、3万円をお見舞いに充てました。
こんどあったときにも、他の友達も居合わせているから、お見舞金のことは話題にしないでとくぎを刺しました。

それから数年後、娘が交通事故に遭い、何度も新幹線で東京まで往復しました。そんなとき、彼女から封書が届きました。
いつかお礼をと思っていたので使ってほしい、新幹線の往復乗車券が入っていました。

財布を落とすのは、褒められた話ではありませんけれど、

いつも、「幸いにして、、、」という体験になっています。

あっ、失敗はしないに越したことありません。









コメント (2)
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おはようございます。バラたちよ!!

2017-05-08 06:47:00 | 庭 5月
ジェットコースターがぐんぐん上昇していくように、バラたちがピークに向かってつぼみを膨らませ、緩んだつぼみを音も立てずに開いていきます。何十というつぼみに毎日の成長を感じられるのですもの。その感動はすごい。・・・自分用の独り言です。

勝手口のドアは東向き。ドアを開けると陽光が差し込む。以前は隣家があって、必要最小限しかあけることがなかったドアです。
お料理しながらも、花いっぱいの庭が眺められる、そんなことも設計図には入っていました。

で、今、ドアを開いて、
道路方向をパチリ。羽衣、宴、桜霞、冊際にフラウカールドルシュキ(白つるバラ)


右側にカメラを振ると、つぼみがワンサカのドルシュキが繁茂。


さらに右に振るとアーチがあり、アーチの左奥にゴールドバニー、ファーストプライズ、プリンセスモナコなどが視野に入ります。


アーチ越しの向こうには、デルフィニュームとプリンセスアイコ。


以上が、勝手口からのパチリでした。


さて花の紹介。

■゜ロイヤルサンセット。初期のころから購入候補だったのが、去年、園芸店で見つけてゲットしました。つぼみ30個ほどもついています。




■ ブラックティー。木立バラは成績不良が多いのですが、これは期待できそうです。




■ ミステリューズ。お気に入りです。挿し木苗もつぼみを持っていて、2株になりそうです。




■ シャンテロサミサト。これもお気に入り。開花時の花弁のグラディーションが個性です。2株の挿し木が成功して、3株になりました。


■ 再登場ですが、スパニッシュビゥティー。華やかです。


バラ以外で

■ デルフィニュームの濃い紫がピークです。


■ 母が30年前に植えていったオダマキの種が飛んで、あっちにもこっちにもあります。バラの肥料を吸っているのか、威勢よく繁茂しています。






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