日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

明治村へ 帰宅後の追記あり

2018-06-29 07:42:01 | 私の雑感あれこれ
明治になって150年の節目の年に、ドンピシャの企画に思えます。
気温25度、降水確率30%でまずまずの日和。
高齢者引率、観光バス3台を連ねての大所帯なので、たくさん見て回ることが主目的ではないのですが、事故なく一日が過ごせたらいいな、と思います。

初めて行ったときは、疲れた末っ子を夫が背中に負ぶっていた写真があったような気がします。私たち30代半ばでした。
次は、ずっと後に、いつもの仲間3人で行きました。
有名人の旧宅や帝国ホテルなどはもちろん見ましたが、油問屋を見たのが印象に残っています。江戸時代からの油問屋がその後金貸しをするようになって、銀行のようなこともしていた、と。
電気会社もガス会社もゼロの時代には、社会での油を扱う事業の存在が大きかったのだと思ったものです。そう贅沢な家作でした。

階段を昇れなくて、回り道してスロープを行くわ、といったら、ふたりも付き合ってくれたこと、記憶に残っています。

今の私は、そこまでひどくはありません。
でも、今日お連れするメンバーさんたちの多くは、その坂道や階段が苦になる人たちが大勢いらっしゃるのだろうと、スローペースをココロしないとと思っています。

自分(の体力)に余裕がないと人を助けられないから、どこまで役に立つか、ですがね。



下追記です。

集合について、ひとり集まらず、バタバタがあったのですが、なんとか合流で来て目的地に着きました。
明治村の正門前の食事処で早めの昼食。明治村に入村したのは11時半過ぎ。出発は14時半、14時25分には正門前ロータリーに集合。14時ころから集合場所(正門)へ戻るように行動する旨のスケジュールです。
提案されているモデルコースは2時間。わたしたちのグループの皆さんに2時間半はたっぷりあるので、このモデルコースでいかがですか、と提案、合意を得る。
最初は上り坂。コース案内では最初の建物まで徒歩4分とあるのに、とても長く感じられる。きついと声を上げるSさんの片腕を抱えて、励ましながら行く。きっと倍以上の時間がかかったと思う。一つ見て、石段よりもスロープをと遠回りしたりして二つ目。ちょっとしんどくなって、近場の3つ目。どこかで休みたくなって、甘味処(旧京都中井酒造)で抹茶ソフトに舌鼓。
まだ、たっぷり時間はあるけれど、ルートをたどる勢いがなくなって、煉瓦通りの数件を覗いて、歩きあぐねていた。電車が停留所に留まっている。乗車時間を聞くと往復で20分とか。ま、電車体験もよし、と市電京都7条駅から東の終点まで行ってそのまま戻り、北の終点まで行って、まだ戻って、乗車した駅で降りる。これだけ体験したから帰りの集合場所に向かおうという心づもりでいた。正門はそう遠くはないけれど、上り坂を一つ越えなくてはならない。私が抱えていたSさんはとても無理だし、皆さんも歩きたくないオーラが出ていたので、バスにするつもりだった。バスに乗り込もうとしたら(正門に向かうメンバーが幾人も乗っていた)、運転手さんが、すく近くなのに500円はもったいないですよ、と一言。グループの4人は「だったら歩く」となり、Sさんはお金より苦痛を避けたいから、と私と二人乗車することにした。すぐ正門につく。「もう一回り回る時間があるから、せっかく500円払ったのに、行っていらっしゃい。バスの案内アナウンスもあるから楽しいわよ。出発時間に間に合うのだから、大丈夫、絶対おいていかないから!」と背中を押され、私とSさんは村内巡回コースを一回りすることにした。最初は10名ほどの乗客がいたけれど、途中から貸切状態にもなったりして、乗り合いの巡回バスを楽しみました。旧帝国ホテル前(正門から一番遠い)当たりで、Sさんの携帯が鳴る。どこにいるの?みんな集まっているのよ!と。
バスの中だから、定刻通りに進むしかない。集合時間のことも運転手さんには伝えている。大丈夫なのに、またまた携帯が鳴る。「おいていくわよ!」とか。オイオイ、連絡しておくといってくれた人たち、どおなっているのかしら?です。
ま、最後の停留所を過ぎてバスは心持スピードを出してくれたのか、4分早めの21分に正門到着。25分の時間厳守には間に合いました。
思わぬ体験になったことに、Sさんは楽しかった~と。

電車のコースも往復したし、バスでも一巡り。思わぬ満喫できた一日になりました。


追記の追記。

私って、こんなの嫌じゃな、好きなタイプなのだな、と思いました。
当然自分のための見学じゃないのは承知。皆さんを引率して、満足感を味わっていらっしゃるかしら、と疲れ具合の枠内で楽しんでもらこと、に対して感じる私自身の充実感。同じ付き添いの○○委員の皆さんもご同類かな。

ちょっと気働きをして、グループで電車に乗れた、瓢箪から駒のような展開で、おひとり園内バスでの一巡りもできた、些細なことで、楽しいボランティアになったと、翌朝の今、思い起こしています。










コメント
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