詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)

日々、読んだ本の感想。ときには映画の感想も。

ものすごく、いやあああなニュース

2020-12-18 11:45:58 | 自民党憲法改正草案を読む
共同通信が、こんなニュースを配信している。
安倍前首相、国会招致応じる意向/「桜」夕食会費用疑惑で

https://this.kiji.is/712482045412884480?fbclid=IwAR2ZoK-t3-fZqFrMU9HzA30OwjkPAChgoEQssrW4giFnKT8sUJ2bGJIaiRo

安倍晋三前首相は18日、「桜を見る会」前夜の夕食会費用補填疑惑に関し、捜査終結後の国会招致要請に応じる意向を示した。国会内で記者団に「誠実に対応していきたい」と語った。
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いやあああな感じのする「書き方」。
きのう夜、TBSが「安倍国会招致」の「特ダネ(?)」の形で報道した。
でも「特ダネ」ではなくて、「情報のばらまき」だったことは、きょう18日の新聞を見るとわかる。
そして。
TBSのニュースにも、各新聞にもなかったことばが、ここに書かれている。
「捜査終結後」
これって、どういうこと?
TBSや各紙の報道を読むかぎり、自民党(幹部)が安倍に働きかけているような印象。
つまり「捜査」とは関係ないような書き方だったが、実は「捜査」と密接に関係している。
そうすると、きのうのニュースの大元の「リーク元」は「捜査関係者」?
地検か特捜本部かしらないけれど、そこから何らかの「情報」が自民党関係者にもたらされ、打ち合わせがあった。それを踏まえて自民党関係者が「国会招致」を語った。
もちろん、その「情報」というのは、「安倍は逮捕しないから」ということなんだろうなあ。
「逮捕されないことを確認したから、国会で何か言えよ。そうすれば菅の人気もちなおす。自民党への批判も弱まる」
そういう「筋書き」か。
「逮捕されない」という確証を得たから「誠実に対応していきたい」と言ったんだろうなあ。
態度の急変の「根拠」は、それしかない。
このニュースのいちばんのポイントは、「捜査終結後」だね。
そして、TBSが最初に報じたように、「国会招致」が「年内」ということなら、年内に捜査が終わる、というとだ。
ニュースは、見だしにならないところにある、といえるかも。

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