△韓国・朝鮮語能力(1級)認定証
ここでお見せする写真は「ハングル」能力検定試験(以下、ハン検)
1級の認定証と韓国語能力試験(以下、韓検)6級の認定証である。
手元に取ってあるハン検関連の成績通知書を見ると、僕は1994年の
第4回(11月)の試験からハン検に参加している。
まず、2級に挑戦し、1次(筆記)に合格(89点)。最初から
1級だけを目標にしていたので、2次試験(面接)は不受験。
そして、翌1995年の第5回試験(6月)で1級に初挑戦したが、
あえなく1次で不合格。85点以上(現在は70点以上)で合格の
ところ、78点で不合格となっている。
同年に行われた第6回試験(11月)では、運良く87点で1次を
突破するものの、大阪会場で開かれた2次試験(面接)でC判定を
くらい不合格。
1次が免除された1996年の第7回試験(6月)で、なんとか
2次試験(面接)も合格できた。
その時、「もし合格すれば、九州ではあなたが最初の1級合格者
ですよ」と係りの方に話しかけられたことを覚えている。
△韓国語能力認証書(最上級6級)
その後、韓国政府が後援する韓検が始まったことを知り、さっそく
1998年の第2回試験(10月)で6級を受験、400点満点中
305点(各領域平均76点)の成績を収め合格している。
韓検の場合、2次試験はなかったが、とにかく試験が難しかった
ことが記憶に残っている。
特に文法的な知識や正書法を問う問題はお手上げだった。ただ、
内容が難解な分、合格ラインが各領域60%以上(現在は合計
281点以上)と低めに設定されていたので、なんとかパス
できたわけだ。
監督の韓国人(韓国領事館勤務)が、試験が全て終わった後、
「こんな問題、自分もわからないです」と苦笑いしていたことを
覚えている。
外国語を独学する場合、モチベーションの維持が実に難しい。
僕の場合も、学習意欲にいくつもの波があった。熱心にやる時期と、
そうじゃない時期と。
意欲を途切れさせずに何とか学習を持続させていくためには、
いろいろな工夫が必要だと思う。
できるだけ楽しくやれるように工夫するのが基本だと思うが、
ハン検や韓検のようにちょっとお堅い検定試験などを活用して
みるのも、有効な方法なのではないだろうか。
一つのハードルとして励みにもなるし、試験に向け軽く自分を
追い込む心理的な強制力も働くのではないかと思う。
(終わり)