△中央日報より(7月25日)
7月22日、ノルウェーで起きた凄惨なる連続テロ事件で
逮捕された容疑者の青年が、イスラム系住民(移民)や
イスラム世界を極端に憎悪する一方で、日本や韓国の
文化や政治を「美化」する思想の持ち主であることがわかり、
韓国社会にも、ちょっとした波紋を投げかけている。
△7月25日(ハンギョレ新聞)
日韓両国の関連報道を読みながら「ヲタク」が理解した
ところによれば、容疑者は、日本や韓国を、多文化主義を
否定し「国民(単一民族)の誇り」を強調する民族主義
国家と見なしているとのこと。
△7月26日(ハンギョレ新聞)
また、政治や社会では、話し合いや連帯・協働という
横の関係よりも、大小の男性権力者を中心とする縦
(命令と服従、保護と依存)の関係を重視する
家父長主義的な国家と見ているとのこと。
△7月26日(京郷新聞)
さらに、彼が信じるところによれば、日本や韓国では、
女性は自己主張などせず、家庭や職場において、常に
男性を補佐する従順なる下部(しもべ)なのだという・・・。
△「え?それって、ヲタクさんを
ヨイショばかりしている
私のことですか?」
「ヲタク」としては、容疑者のこうした見方が、全くの誤解と
ばかりは言えないところが、少なからず不気味である。
ここでは、「ヲタク」と同じような視点で描かれた韓国紙の
関連時事漫画を、4点ほど翻訳練習させてもらった。
△「オマエのゆがみきった
物の見方のほうが、よっぽど
不気味なんだよッ!」
(終わり)
← 応援のクリックをお願いします。
来年2012年の12月に実施が予定されている韓国の
次期大統領選挙。
今のところ、韓国次期大統領の椅子に最も近い位置に
いると目されている人物は、保守系与党ハンナラ党の
前党首であり、故パク・チョンヒ(朴正熙)元大統領の娘で
あるパク・クネ(朴槿恵)氏。
一方、野党、すなわち民主リベラル勢力の陣営からは、
現・民主党党首のソン・ハッキュ(孫鶴圭)氏や国民参与党
党首のユ・シミン(柳時敏)氏などの名が対抗馬として
取りざたされては来ているが、各種世論調査の動向などを
見る限り、野党系候補がどちらかに一本化されたとしても、
とてもパク氏に太刀打ちできそうな状況にはない。
そうした中、最近、パク氏に対抗できる野党系候補として、
にわかに脚光を浴び始めている人物が、ノ・ムヒョン財団
理事長のムン・ジェイン(文在寅)氏。
彼は、過去、人権派弁護士として故ノ・ムヒョン前大統領と
ともに民主化運動に身を投じ、ノ・ムヒョン政権下では大統領の
最側近とも言える大統領秘書室長として、大統領を支えた
経歴を持つ。
最近のムン人気が本物なのかどうか、「ヲタク」にはよく
わからないが、故ノ前大統領にあまりにも近しかった人物に、
今、こうして脚光が集まるところを見ると、少なくとも、韓国の
国民の間に、非業の最期を遂げた故ノ前大統領に対する
敬愛の念が、かなりの強さと広がりを保っていることがわかる。
「ヲタク」としても、自らの国境なき政治的信条から、来年
2012年の12月には、是非とも、パク・クネ氏を上回る
国民的な支持を得て、民主・リベラル派の新大統領が
韓国に誕生することを期待したいところである。
△「偏ったことばかり書くんじゃないッ!」
ここでは、ヤフー韓国のネット世論調査の動向を、参考までに
翻訳練習させてもらった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ムン・ジェイン旋風の理由は?
(ヤフー韓国ネット世論調査 7月27日現在)
ノ・ムヒョン財団のムン・ジェイン理事長が、まだ、本格的な
政治活動を一切行っていない状況であるにもかかわらず、
各種世論調査において野党勢力の次期大統領候補として
支持率1位を獲得するなど、大きな注目と期待を集め始めました。
こうした「ムン旋風」の理由について、あなたはどう思いますか?
①故ノ・ムヒョン大統領の後継者としての支持 22.0%
②既存の野党系政治家に対する失望 18.8%
③与党系で支持率1位のパク・クネ氏に対する
対抗馬としての競争力 18.5%
④ムン氏個人の能力に対する評価 12.7%
⑤一時的な好奇心 10.9%
⑥関心がない 9.0%
⑦アンチ(敵)を作らない柔らかなイメージ 7.9%
⑧その他 0.2%
△「私って見た目によらず保守的なので、
政治についてはヲタクさんの意見に
100%従います。うふふふ」
(終わり)