韓国メディア、NEWSPIMの報道によれば、日本における
観光用大型バスの市場規模は、年間約1000台。
これまで三菱ふそうやUDトラックス(旧日産ディーゼル)、
いすずなど日本メーカーが独占してきた、その日本の
観光用大型バス市場に、韓国の現代自動車が初めて
参入したのが2009年。
以降、世界市場での実績や同クラスの日本製バスに比べ
約50%という圧倒的な価格競争力を武器に、3年間で
200台近くを売り上げ、2011年度には日本の観光用
大型バス市場でのシェアを7%にまで伸ばしたとのこと。
1ドル70円台という未曾有(みぞう)の円高が追い風に
なっているとは言え、新規参入の外国の自動車メーカーと
しては大躍進といってよいだろう。
現代自動車と言えば、元は日本の三菱自動車から車作りの
ノウハウを学び取りつつ、最近では生産台数のみならず
品質面や信頼面でも世界有数の自動車メーカーへと成長を
遂げているグローバル企業だ。
特に、人種や民族、文化や価値観も多様な労働者が働く
世界の工場で、CCTV(録画カメラ)の活用も含め、最新の
IT技術を生産ライン管理に積極的に取り入れ、品質向上の
面で目覚しい実績を上げているとの情報には、「ヲタク」自身、
大いに注目している。
韓国メーカーに対しては、ある意味で「先生」とも言える
日本メーカーからすれば、大きく成長した昔の「生徒」との
競争である。
厳しい競争になりそうだが、がんばるしかないだろう。
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■현대차, 일본내대형버스등상용차시장공략강화
現代自動車、日本で大型バスなど商用車売込み強化
(NEWSPIM 2月16日)
・올해중대형트럭일본출시도적극검토
・今年、中・大型トラックの日本輸出も検討中
・지난해일본관광버스점유율 7%
・昨年、日本の観光バス市場でシェア7%獲得
-中略-
현대차 신형 유니버스는 미쓰비시후소, 닛산등 일본 토종
브랜드가 독식하고 있는 일본버스 시장에서 지난해
7% 시장점유율을 차지했다.
昨年、現代自動車の新型バス「ユニバース」が、三菱ふそう、
日産など日本の国産メーカーが独占している日本の
大型バス市場で7%のシェアを獲得した。
-中略-
현대차관계자는 “일본은 버스시장이 일반 노선버스와
관광버스로 나뉘는데 유니버스는 상품성이 우수해
관광용으로 인기를 끌고 있다”고 말했다.
現代自動車の関係者は、「日本のバス市場は、一般の
路線バスと観光用大型バスの2つのジャンルに分かれて
いるが、ユニバースは、品質が優れているので
観光用大型バスとして人気を集めている」と語った。
또 다른 현대차 관계자는 “유니버스는 일본버스
가격의 50% 수준이어서 일본에서 가격경쟁력이
높다”며 “일본이든 북미든 상용차 판매를 점차
강화할 것”이라고 강조했다.
さらに、「ユニバースは、日本の同クラスの観光バスに
比べ、価格が50%ほどなので、価格競争力が非常に高い。
日本でも北米でも商用車の売込みを強化して行きたい」と
強調した。
-以下省略-
△「福岡の西鉄バスが、高速バスに
ヒュンダイ・ユニバースを導入している
ことを知っている人は少ない」
△「そんなこと知らなくたって、
何の問題もありません」
(終わり)