■용길이네 곱창집 「焼肉ドラゴン」 〇〇〇〇-
(1039)
韓国では2020年に公開された日韓合作映画。
△街のモデルは高度成長期に実在した大阪空港横の長屋街(映画より)
時代は1960年代、日本の在日コリアン集落にある
1軒の焼肉屋を舞台に、日本社会の不条理と差別の
中を明るくたくましく生き抜いた家族の哀歓を
描いた作品。
△街には撤去話が(映画より)
コメディタッチの作品ではあるが、一家の長男は
学校で激しい差別にあい、不登校になったあげく
自死するなど、深刻な内容も含まれている。
△街の撤去後、長女夫婦は北、次女夫婦は韓国、両親と3女夫婦は日本に(映画より)
「朝鮮」という言葉が一言も登場しなかったのには
不自然さを感じさせられながらも(唯一の例外は学校で
長男の机に書かれた落書き)、可笑しくて、悔しくて、
それでいて心が温まる、いい映画であった。
なお、韓国上映版では、韓国語(標準語)はそのままに、
日本語(大阪弁)にはハングル字幕(標準語)が
付いていた。
(終わり)
正直、「ヲタク」にはあまり関係がないと思っていた
新型コロナ騒動。
ここに来て、ガックリする情報に接した。
次回、5月末に予定されていたロシア語能力検定試験が、
中止になってしまった。
△ホームページより加工
理由の説明は省くが、「ヲタク」には、「右に倣え」の
過剰反応としか思えない。
残念な話ではあるが、いたしかたがない。
(終わり)