福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国映画とケベック州

2021年03月01日 |  〇映画・映画音楽
관계의 가나다에 있는 우리는 「関係のABCにいる僕たちは」
(※鑑賞番号153)   〇〇〇〇〇



2021年に公開された社会派の青春映画。

小さな映像制作会社で働く撮影技術者の青年と
英語通訳(後に作品制作自体に関わるようになる)の
女性が主人公。

彼らは、ギター工場を解雇された労働者たちの
解雇撤回闘争や、幼少時に養子に出された韓国系
フランス人の女性が韓国で生みの親を探す過程
などを記録するドキュメンタリー作品の制作に
かかわっている。


△主人公の2人<映画より>

若い2人が、仕事を通じて社会や人生に向き合い
ながら恋を育む、さわやかな青春映画だった。

この映画で印象に残ったのは、通訳の女性の経歴。


△英語でケベックにいたことを話す主人公女性<映画より>

彼女は幼少期にカナダのケベック州퀘벡)に渡り、
10年間、フィギュアスケートに打ち込んだが、結局、
挫折して韓国に戻り、今は、英語通訳のバイトなどで
生活費を稼いでいる。

彼女は、ケベック州(公用語がフランス語のみ)で
10年間を過ごしたことで、フランス語も聞き取れる
という設定だった。


(終わり)