チャジャン麺で一芝居

先日、再鑑賞した映画「必ず捕まえる」（鑑賞番号２１）にも、
チャジャン麺（韓国式ジャージャー麺）が登場していた。


△病室に息子が運んできた太刀魚定食をひっくり返した退職刑事

ただし、それは食べることを目的としたチャジャン麺では
なかった。


△癇癪を起し、チャジャン麺が食べたいと我がままを言う退職刑事

入院していた準主役の退職刑事が、お見舞いに訪れた
息子の現職刑事の銃をかすめ取るために一芝居を打ったの
だが、その際、チャジャン麺がダシに使われたのだ。


△何も知らずにチャジャン麺を買ってきた息子

退職刑事は、息子がチャジャン麺のテイクアウトを
買い出しに出かけたスキに、息子が病室のロッカーに
置いて行った銃を奪い、犯人を追うため病院を抜け出した
のだった。


△食器はテイクアウト用のプラスチック製容器

この映画では、食べられるだけがチャジャン麺の役割では
ないことを、あらためて教えられた。



（終わり）

韓国映画と嘘との戦い

■좋은 사람  「いい人」　〇〇〇－－
（１５１５）



2021年に公開されたインディーズ系の社会派映画。

嘘と自己正当化に満ちた社会。学校だって例外ではない。
この映画では、紆余曲折の末、ある1人の生徒をめぐる
隠された真実にたどり着いた教師は、彼を救い、自らは
学校を去る。


△主人公は近現代史を教える高校教師

見ごたえはあったが、実に重苦しい展開の映画だった。


（終わり）