■봄날 「春の日」 〇〇---
(1909)
2022年に公開された家族ドラマ。
組織のために殺人事件を起こし懲役に服していたヤクザの元幹部が、
およそ10年ぶりに出所する。まるで男(長男)の出所を待っていたかの
ように、故郷(忠清南道)の父親が他界する。
憎めない性格ながら、破天荒で非常識、その上、人望もない男は、葬儀の
弔問に訪れた昔の弟分(現在は幹部)から、ナイトクラブへの関与を
拒否される。弟分は、月々に慰労金を送るという条件で男に組織からの
引退を言い渡したのだった。
一方、男は、何を思ったか、手元に集まった香典を元手に、弔問に訪れた
ヤクザたちを客に見立て、臨時の賭博場を開帳する。客にお金を貸すことで
少しばかりのもうけを目論んだのである。
しかし、結局、臨時の賭博場は暴力のカオスと化し、ついには警察沙汰と
なってしまう。
物語の展開にはそこそこ引き込まれたものの、可笑しくも寒々しい結末の
映画だった。
(終わり)
(1909)
2022年に公開された家族ドラマ。
組織のために殺人事件を起こし懲役に服していたヤクザの元幹部が、
およそ10年ぶりに出所する。まるで男(長男)の出所を待っていたかの
ように、故郷(忠清南道)の父親が他界する。
憎めない性格ながら、破天荒で非常識、その上、人望もない男は、葬儀の
弔問に訪れた昔の弟分(現在は幹部)から、ナイトクラブへの関与を
拒否される。弟分は、月々に慰労金を送るという条件で男に組織からの
引退を言い渡したのだった。
一方、男は、何を思ったか、手元に集まった香典を元手に、弔問に訪れた
ヤクザたちを客に見立て、臨時の賭博場を開帳する。客にお金を貸すことで
少しばかりのもうけを目論んだのである。
しかし、結局、臨時の賭博場は暴力のカオスと化し、ついには警察沙汰と
なってしまう。
物語の展開にはそこそこ引き込まれたものの、可笑しくも寒々しい結末の
映画だった。
(終わり)