今日、妻が新しいデジカメを買った。
パナソニックの「手ブレ補正」機能のついたやつだ。
彼女の携帯には200万画素のカメラがついてるし、持ち運びには
少し不便だが光学10倍ズームのデジカメ(オリンパス)も
1台持っているくせに・・・・
言いたいことはいろいろあったが、この際彼女の機嫌をとって置く
ことも大事だと思い購入に賛成した。僕の趣味(パソコンの自作)で
彼女の妥協を引き出す上では、まあこれくらいの譲歩はやむを
えないと思ってのことだ。
ところで、最近のデジカメのコンパクトなサイズにも感心したが、
思わぬところで、またまた「オタク」の虫が騒ぎ始めた。
他でもない。
それは、このカメラの持つ「手ブレ補正」機能という日本語を、
韓国語ではどう言えばいいのだろうかという疑問である。
帰宅の車の中では、上機嫌の妻が、今日は「マニアックな」
(どうでもいい上にめんどうな)韓国語談義に少しだけつきあって
くれた。
その結果、一応、候補は「손흔들림 보정(手ゆれ補正)」に
絞られた。
帰った後、インターネットで韓国の関連サイトを見てみると、意外にも
「손떨림 보정(手ふるえ補正)」という言葉が使われていた。
いつものようにYahoo!Koreaのウェブ文書検索で、二つの言葉を
検索しヒット数を比較してみると、次のような結果が出た。
・・ ・・ ・・
손떨림 보정(手ふるえ補正) 36,200
손흔들림 보정(手ゆれ補正) 74
・・ ・・ ・・
やはり圧倒的に「손떨림 보정(手ふるえ補正)」が多い。
僕たち夫婦の予想は見事に外れたが、騒ぎ出した「オタク」の
虫を静めることができ、一安心した土曜日の夕方であった。
(終わり)