△目抜き通りでは、腕が触れた中国人から「アイヤー、トゥイプチー」(ごめんなさい)と謝られた
2019年夏のプサン訪問では、甘川文化マウルに足を運んだ。今回の
主たる目的は、マウルにある長い階段をのぼることにあった。
その日のマウルは、甘川湾から流れ込んでくる海霧に覆われ、実に
幻想的な雰囲気をかもしだしていた。
△地域住民とおぼしき中高年女性からはカメラ撮影について予想外の抗議を受けたが、何とか理解を得た
七割方、中国人観光客と見えたが、大人から子どもまで、みな、
それぞれにマウルの雰囲気を楽しんでいるように見えた。
小さな子どもが、大声で中国語の歌を歌っている様子は、ほほ笑まし
かった。
ところで、マウルを歩く途中、数匹のワンちゃんを見かけたが、全て
小型犬だった。
白っぽい小型犬は、飼い主の高齢女性からリードを握らせて
もらった。
「ハラボジ(おじいさん)んとこば、行きんしゃい」(博多弁訳)との
言葉には、大いにショックを受けた「ヲタク」だったが、しばらく
小さなワンちゃんと遊ばせてもらった。
それにしても、もうしばらくは「アジョシ(おじさん)」で
いたい「ヲタク」である。
(終わり)
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