福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

執念の韓国人柔道家

2012年08月02日 | 【情報通信関連】

8月2日午前0時過ぎ、「ヲタク」は、ロンドンオリンピック
柔道競技の
男子90kg級決勝を、韓国の衛星放送を通じ
観戦した。


△決勝戦を戦う韓国人選手とキューバ人選手

日本のテレビ局は、日本人選手が出場した3位決定戦を
最後に、中継を柔道から他競技に切り替えた。

致し方のないところだろう。


△韓国のソン・デナム(송대남)選手

そこで、決勝戦が見たかった「ヲタク」は、自分の部屋に
移動し、スカイライフ(韓国の衛星放送)の映る旧式の
小型テレビで観戦するしかなかったわけだ。

準々決勝で日本人選手を破った韓国人選手が決勝にまで
駒を進めていたので、韓国のテレビ局(KBS1)は、当然、
決勝戦の模様を生中継した。

韓国人選手とキューバ人選手との間で戦われた決勝は、
延長戦までもつれた末、小内刈り(안뒤축걸기)で
技あり(절반)を決めた韓国人選手が劇的な勝利を収めた。


△優勝したソン・デナム選手

優勝した韓国人選手は、階級変更やひざの手術を乗り越え、
33歳にして初めてオリンピック出場の切符を手にした
執念のベテラン選手だった。

肉体を激しく酷使する柔道で、けがの不安を抱えながら、
しかも30歳を過ぎても、なお、現役選手として夢を
追い続けることなど、並大抵の精神力ではできないことだ。

完全に彼に感情移入していた柔道好きの韓国「ヲタク」は、
彼の優勝を心から喜んだ。




もっとも、「ヲタク」が一番望んでいたのは、日本人選手の
優勝ではあったが・・・。










△「ちょっと屈折してるんじゃないか?




△「だから、私はちょっと屈折したくらいの
中年男が素敵だと思いますッ








(終わり)






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