福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

カクソリ

2007年08月02日 |   ┗カクソリ
2007年夏の「ヲタク」の訪韓は、台風5号に見舞われ予定より
2日早い帰国となってしまった。結果的には4泊5日のあわただしい
韓国体験であった。

非常に短い韓国滞在ではあったが、新しく購入した富士フィルムの
ファインピックスで、印象深い場面を様々に画像に収めてきた。

撮影枚数は200枚近くを数える。これから写真を整理しながら
少しずつこのブログ上で公開していきたいと思っている。

とは言え、今思えば、現在も脳裏に焼きついて離れないような、
強烈なインパクトを残した場面ではシャッターが押せなかった。

所詮、「ヲタク」はプロではないのだ。


△夜のイルサン海水浴場(ウルサン市東区)

そうしたアマチュアの悲哀とも言える限界を最も強く感じさせられた
のが、ウルサン(蔚山)の夜の海岸で初めて体験したカクソリ
(大道芸人)たちのパフォーマンスだった。


△女装したカクソリが漫談を繰り広げている

裸になった上半身にロウのシャワーを浴びるロウソクショー(?)
などの鬼気迫るようなシーンでは、撮影するのがはばかられて、
どうしてもシャッターが切れなかった。


△1曲1万ウォンでカラオケを歌う飛び入りの酔客
(上のカクソリとは別の一座)


仮に撮ったとしても背景の「音」や場の空気までは再現できない。

どこかのテレビ局にでも取材してもらい、ドキュメンタリー作品でも
作成してもらうしかないだろう。

全体的にお下劣な下ネタが多かったものの、歌や語り、見物客の
よっぱらいとの即興の掛け合いなど、場と一体となった彼らの
「芸」にはただただ感服させられた。

蔚山のイルサン海岸では、毎年夏になると複数(4つほど)の
カクソリ一座が毎晩、公演(?)を繰り広げているという。


△夜の砂浜

今回、「ヲタク」は現代重工に勤めるウルサンの義弟(妻の妹の夫)
の家を初めて訪ね、ついでにカクソリを初体験する幸運(?)に
恵まれたのだ。


△海岸の道路沿いには出店が立ち並ぶ

機会があれば来年の夏も是非、ウルサンを訪れ、カクソリの
迫力に接してみたいものだ。

(終わり)


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