福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国と中国語と延吉

2020年05月08日 |   〇中・露・越語

新型コロナ騒動の影響で、最近では「ヲタク」も、
自宅にこもって過ごす時間が増えている。

「ヲタク」の場合、せっかくなので、この際にと
思い、ロシア語や中国語の学習(独学)時間を
意識的に増やしている。

おかげでつい先日、昨年の冬に釜山で購入した
中国語のテキストを、やっと一通り学習し終える
ことができた。


△「しっかりした中国語文法書」(東洋ブックス)

ところで、韓国の中国語教材で勉強していて、日本の
教材にはない「ならでは」の発見があったりすると、
韓国語「ヲタク」は、陰気な悦(よろこ)びに浸る。

例えばテキストの例文から。


△「あなたは東北人なので寒さに弱いはずがない」(テキストp183より)

「東北人」(東北三省居住者、出身者)なら、まだ日本の
中国語教材にも登場する可能性がなきにしもあらずだが、
「延吉」については、日本の教材に登場することなど、
まずないだろう。


△「延吉は夏、暑いですか?」「延吉は夏、暑くありません。」(テキストp218より)

延吉」とは、知る人ぞ知る、吉林省延辺朝鮮族自治州
州都。

近年、とみに緊密化している韓国と中国朝鮮族との
関係が、韓国の中国語テキストにも影響を与えている、
と見てよさそうだ。


(終わり)


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