福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

第2外国語教育の影

2007年06月07日 |   〇科学・教育

韓国では一般的に中学や高校の段階から英語以外の第2外国語が
学べるようになっている。

しかし、第2外国語を教える教育現場では、一部にかなりの矛盾を
抱え込んでいるようだ。

高校では、以前、ドイツ語やフランス語を教えていた先生が短期
研修を受け、現在人気の日本語や中国語を教えているケースも
あるとのこと。

文化日報の「読者の声」欄で笑えない投稿を目にした。

投稿主は高校現場の実態をよく知る関係者のようだ。

翻訳練習し記録しておく。

・・・・・・・・・・・・・・

■ <여론마당>제2외국어 교원수급 부실
<世論の広場> 第2外国語、いいかげんな教員配当
(文化日報 6月7日)
 
4년 전부터 7차 교육과정이 시행되면서 고교생들에게
제2외국어의 선택권이 주어짐에 따라 기존의 불어와 독어
교사들 대부분이 일본어나 중국어를 가르치고 있다.
4年前から第7次教育課程が施行され高校生が各自の希望で
第2外国語を選択できるようになった
その結果、以前、フランス語や
ドイツ語を教えていた教員のほとんどが、現在、日本語や中国語を
教えるようになっている


물론 고교에서 제2외국어는 다양화할수록 좋다. 학생의
선택권을 넓혀 주고 그들이 원하는 제2외국어를 배운다면
가장 이상적이다. 하지만 교원수급이 제대로 이루어지지
않다는 데 문제점이 있다.
もちろん、高校での第2外国語の多様化は歓迎すべきことだ。
生徒の選択の幅を広げ各自が希望する第2外国語を学べるように
することは最も理想的な形でもある。しかし、教員の配当がきちっと
行われていないところに大きな問題がある。

학생들의 제2외국어 선호도를 보면 과거의 독일어나
프랑스어에서 이제는 일본어와 중국어로 바뀌어 가고 있다.
그런데 일본어나 중국어 교사를 발령내 가르치게 하는 것이
아니라 기존의 불어나 독일어 교사들을 단기 부전공 연수나
복수전공 연수를 시켜 일본어나 중국어를 가르치게 하는
것은 교사나 학생 모두에게 바람직한 현상이 아니다.
生徒の間で人気の高い第2外国語は、以前のドイツ語やフランス語
から最近では日本語や中国語に変わっている。ところが、日本語や
中国語の教員が現場に配当され教えるのではなく、以前、
フランス語やドイツ語を教えていた教員たちに短期の「副専攻」
研修や「複数専攻」研修を受けさせ、日本語や中国語の授業を
受け持たせるケースが多いのだ。こうしたやり方は教員、生徒
双方にとって望ましいことではない。

솔직히 대학 4년을 배워도 현장에서 가르치기가 쉽지 않은데
일본어나 중국어를 몇 개월이나 1년 정도 배워 학생들을
가르친다면 제대로 효과가 날 리 만무하다. 7차 교육과정에서
학생의 선택권도 좋지만 가르치는 교사가 제대로 준비도
되지 않은 상태에서 수박 겉핥기식의 단기연수로 가르치라는
것은 바로 교육부의 졸속적인 교육정책 탓이 아닌가.
たとえ4年間大学で学んだとしても現場で教えるのは容易なこと
ではない。それなのに、わずか数ヶ月から1年程度学んだだけの
日本語や中国語を生徒に教えるのだ。これでは効果が上るはずも
ない。第7次教育課程で生徒による選択制を導入したのはよいが、
教える側の準備も整っていない状態で専門外の教員にごまかし
程度の中途半端な短期研修を受けさせ授業を受け持たせている
のが実態だ。教育省の教育政策はあまりに拙速に過ぎる。

[우정렬 · 부산 중구]

[ウ・○○/プサン市中区]

(終わり)

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