福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国映画とキリスト教

2020年03月23日 |  〇映画・映画音楽

바리새인 「パリサイ人」 〇----
(1024)



2015年に公開されたインディーズ系の青春ドラマ。

主人公は、大学の哲学科に入学したばかりの内省的で
きまじめな青年。

倫理的に厳格なキリスト教信者の家庭に育ち、彼自身、
強い信仰を持っていたが、性的な欲望を抑えることが
できなくなり、苦悩する。


△食事前のお祈りをする主人公家族(映画より)

一旦は、自分や家族をイエスを迫害したパリサイ人
(形式ばかりを重んじる偽善者)と重ね、自暴自棄に
陥るが、やがて、性欲のみならず様々な弱さを持つ
自分を受け入れ、穏やかな信仰と生活を手にしていく。

キリスト教徒の多い韓国ならではの映画なのだろうが、
「ヲタク」の趣向には合わない作品だった。


(終わり)


この記事についてブログを書く
« 韓国映画と可愛い子役 | トップ | 韓国映画と銀河鉄道999 »
最新の画像もっと見る

 〇映画・映画音楽」カテゴリの最新記事