福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

どこへ行く釜山

2020年01月02日 |  ┣草梁界隈編


△民主公園から草梁洞界隈を望む

「ヲタク」が長年、通い続けてきたプサンの下町、
草梁洞界隈も、最近では無機質の高層マンションが
林立するようになり、街の形や個性が失われつつある。

韓国では、政府の規制はあるにしろ、依然、マンションの
所有や転売、賃貸が富裕層による主要な財テクや資産
形成の手段であり続けている、という事情がある。

マンションバブル的な危険要素もはらみつつ、住む人の
ためではなく、より多くのお金をより効率的に儲けたい
人たちの思惑により、これからも高層マンションが
立ち続けて行くしかないのだろう。


△山腹道路から草梁洞界隈を望む

とは言え、今後、仮に草梁洞界隈が林立する
マンションの影になったとしても、草梁洞界隈から
人間生活の営みや暮らしの風情までが消えてなくなる
わけでもない。

ちょっと見えにくくなるだけだ。

「ヲタク」の健康と経済状況が許す限り、これからも
草梁洞界隈にこだわりを持ち、訪れ続けていきたい
ものだ。


(終わり)


この記事についてブログを書く
« 釜山草梁と幸運の哲学 | トップ | 釜山からの帰国 »
最新の画像もっと見る

 ┣草梁界隈編」カテゴリの最新記事