韓国では、旧正月の連休期間中(1月27~30日)、劇場街において
日本のアニメ映画の健闘が目立った。
例えば1月30日、日別の観客動員数で、日本アニメの2作品がトップ10に
ランクインしていた。
5位に「君の名は。」、そして7位に「クレヨンしんちゃん」。
ただ、ここで非常に残念なことには、クレヨンしんちゃんの映画の
題名にある「爆睡」が、韓国語で「폭풍수면」なる、全く意味不明の
漢字語に訳されていることだ。
△ネイバー日韓辞典より
「爆睡」という日本語は、その気になれば、インターネット上でも
簡単に正確な意味が把握できる。
にも関わらず、韓国の映画配給会社は、「爆睡」という日本語に、
日本語としても韓国語としても全く意味をなさない「爆風睡眠」、
あるいは「暴風睡眠」なるキテレツな漢字語をあてたのだ。
これは、作品自体に対しても、韓国のしんちゃんファンに対しても、
あまりにも失礼でお粗末な翻訳ミスだと思うのは、決して「ヲタク」だけ
ではないはずだ。
諸外国に比べ、日本文化に対する理解度や共感度がけた違いに深い
韓国において、なぜ、こんな単純なミスがまかり通ってしまうの
だろうか?
不思議と言えば不思議だ。
(終わり)
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