BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

翠星のガルガンティア 第2話 『始まりの惑星』

2013-04-15 17:28:39 | ガルガンティア
あー、いいねー、これ。
完全に異文明交流、ファースト・コンタクトものとして。

それに、前回の引きではてっきり「太古の地球」にタイムスリップしたものとばかり思っていたけれど、どうやら今回の話ではレドたちの世界とは時空的には異ならないようだか。
まぁ、もちろん、ともに、地球が冷却した後の世界である、というだけのことで、相変わらず時間軸は異なるのかもしれないけれどw

にしても、確かにチェインバーの武装は凄すぎる。
敵をピンポイントで特定して、その対象だけを消滅させるというのは、結構びびる。

となると、次回以降の当座の話題は、その無双すぎるチェインバーを、ガルガンティア船団の長老たちがどう受け止めるか・・・だよね。

テンプレ展開なら、間違いなく、厄介払いとして、どこぞに放擲する。
・・・という展開に一旦なりかけてから、エイミーたちが何とかレド&チェインバーを留める。
まぁ、普通に考えると、エイミーの家あたりにステイして、エイミーの弟とチェインバーが仲良くなって、互いに言語を含めた交流の精度を上げていく、って感じかな。

ただ、ちょっと気になるのは、第1話Aパートのハードな宇宙大戦の模様と、この第2話の、大海冒険ものの雰囲気の間に、ギャップがあるということ。

このギャップをどのタイミングで崩すかだけど。。。

ガルガンティアって1クールもの?それとも2クールもの?
それだけでも大分、物語の進め方は変わってくるように思える。

このまま、レド&チェインバーとエイミーたちの、宇宙を超えた、異文明間のファーストコンタクト&ボーイミーツガールもので押すのか。

それとも、その雰囲気は早々に終了させて、海からいきなり宇宙へとガルガンティア船団を打ち上げるのか(←なんか、グレンラガン的超展開だがw)

まぁ、星の海、という感じで、宇宙と大海を並行したイメージで語るのはロマンがあるので、嫌いではないけどね。ていうか、むしろ好きだけどw

それだけに、あと2話ぐらいで物語の進む方向を明確にして欲しいかな。

一つ気になるのは、レドとエイミーの間のコミュニケーションがチェインバー経由であるという状況はいつまで続くのか。

ハードな感じでいくと、最後までレドとエイミーの間で直接的な言葉のコミュニケーションはできないけど、でも、一緒に危機的状況を切り抜け冒険を重ねる中で、互いに心と心が通じ合う、という展開もいいと思うな。

ともあれ、第2話は訥々とした展開だったけどよかったと思う。

さぁ、この驚きのコンタクトをどう飛翔させるのか?

巷で言う、白淵の超展開に期待!

にしても、チェインバーのCV杉田はハマり過ぎだな―。
もうなんというか、巷のAIアプリも全て杉田仕様にすればいいのにw
物知りだけどちょっと気のいいメカの相棒、って感じがたまらん。
意外なところにツボがあった気がする。。。www


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翠星のガルガンティア 第1話 『漂流者』

2013-04-14 07:03:17 | ガルガンティア
第1話は、良い感じだね。
物語の深刻さと、各種映像の作り込み(キャラもメカも背景設定も)がちょうどいいバランスで心地良い。

最近だと珍しいバランス感覚かな。
メカや背景の精妙さに比べて、キャラがいい意味で軽い感じで。
IGっぽくないのがいい。
そういう意味での王道感はあるね。

あー、ようやく一つはちゃんとした作品を見つけられた感じ。
今期は、マジで不作だからな。
てか、もう、マジでラノベ原作の、ラノベを売るためだけの制作はやめて!って感じ。

ちゃんと物語やろうぜ。

で、そういう意味で、このガルガンティアはとりあえずそういう物語の序章としての第1話の要件は満たしていると思った。

というか、最後のところで、「ここは地球」、というのは、
なんだかちょっと『猿の惑星』みたいだな、とは思ったけどw

でも、言葉が相互にわからないところは、確かにサルと人間って感じだから、
まんま、『猿の惑星』だよなw

主人公とマシンは、地球人?から見れば、オーバーテクノロジーの持ち主で、
で、主人公からすると、どうやらここは自分たちの発祥の地らしい、ということで。

とりあえずは、相互に異文化・異文明なズレをどう擦り寄せるのかが当面の物語の主題で、その摩擦を通じて、お互いの事情と、あと、一人一人のキャラの性格が明らかにされていく、ってことなのだろうな。

そこから、どう、第1話冒頭に出現していた「敵」と思しき異星人?異生命体との戦いが接続されるのか。

当然、その異生命体の存在がもつ役割、というのも一つの解明すべき謎としてたちあがるのだろうな。よくあるパタンとしては、彼らは敵でもなければ悪でもない、太古の地球がプログラムした存在云々、みたいなことが判明して、それらが、時空を超えて出会ってしまった、主人公と地球人たちの共通の目的となっていく・・・みたいな感じw

ともかく、こんなことをさくっと想像してしまえるくらい、第1話のつかみはよかったので、あとは、この謎をうまくテンポよく、次回以降、展開してくれることを期待。

もっとも脚本がブッチーなので、そんな王道的な展開では終わらないのだろうな。

中盤になって、打ち解けて仲間になった地球側の面々が大量虐殺されて物語の向かう方向が急展開する・・・なんてオプションも当然考えられるわけで。
なにせブッチーだからなw

それも含めて、今後の展開が楽しみ。

まぁ、もっとも、そういって第1話のつかみの良さにだまされた駄作は、ファムを始め、IG周辺には屍のように並んでいるのも確かなのでw

そういう意味で、期待しつつ期待しない、という態度でいくかな。

とはいえ、ようやくちゃんと物語をするつもりがある、非ラノベの作品が出てきたのは嬉しいところ。このまま軽快に突っ走って欲しい。

そうそう、CV杉田のチェインバー?だっけ、あのロボのインターフェース音声は異様に似合ってるなw

そういう意味でED(OP?)の茅原実里も良かったと思う。無機質な声音がちょうど合っている。

ということで、楽しみにしているぞ。

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