BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIV 第17話 『白の迷宮(ホワイトパレス)』 感想: おお!ゼノス見参!盛り上がってきたね!

2023-02-11 10:08:31 | ダンまち
いやー、やっぱり、いいな。

リリたちの窮地に駆けつけたゼノスたち。

思わず涙腺がゆるくなる。

ただ、ピンチに駆けつけた、ってだけなんだけど、こういう場面って、やっぱり、これまでの物語の蓄積があるからこそ生まれる感動なわけで。

原作を読んだときも多分そうだったと思うけど(←だいぶ前だからあまり自信がないw)、ここぞという場面に来る増援だからこそ、ぐっと来る。

その上で、やってきたのが、かつて約束をしたゼノスたちだから。

いるところは違っても、彼らがリリたちの仲間だというのがよく分かる。

もとはベルが繋いだ相手なのに、その彼らが、まずはベルではなくリリたちから守る、というのもよい。

ベルがいなくても、彼が繋いだものたちは勝手にわかり会える流れだから。

うーん、やっぱりいい場面だなぁ。


ただし、ベルはベルで、いまだリューと二人の決死行の最中。

それでも、徐々にリューがデレていっているのがいい。

たしかアリーゼが、リューが手を握れる相手が見つかったらその人が運命の人だから絶対逃すな!、と言ってたはずなので、もう、リューの中でのベルの位置づけはうなぎ上りの限界突破直前状態w

これだけドSな状況を越えないとデレさせない作者もひどいけど。

でも、きっと、このリューの潔癖さ、清廉さがあったからこそ、シル/フレイヤは、ベル同様、息も絶え絶えのリューに手を差し伸べたんだろうな、と今更ながら思った。

シルが、ベルだけでなく、リューもあわせた3人で過ごしたい、というのも、そういうことだったんだろうな。

実はベルに次ぐ「白い心」の持ち主がリューだった。

やっぱり、リューさんなんだよなぁ、ベルの英雄の道の未来を握るのは。

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アストレア・レコード 全3巻(第1巻『邪悪胎動』、第2巻『正義失墜』、第3巻『正邪決戦』) 感想: 黒竜討伐など『ダンまち』本編の今後の展開に不可欠な長大なキャラ設定集!

2023-02-06 16:58:04 | ダンまち
待ちに待った『ダンまち』18巻は、蓋を開ければ、前人未到の2段階ランクアップのリュー・リオンの圧倒的な無双が物語の華だった。

完全にベルくんが越える活躍で、これは、多分、やっぱり、その前に3巻連続で出た『アストレア・レコード』を読まないとだめなんだろうな、と観念したw

で、遅ればせながら3巻、読み切った!

もともと同名のソシャゲ・シナリオのノベライズで、すでにオチについてはネットにあふれているかも・・・なのだけど、書籍としては新しいので、一応、スペース空けときます。









































で、読み切っての第一声は、

あー、これは、担当編集者がノベライズを望むはずだー

ってことだった。

確かに、今後の『ダンまち』本編の展開上、知っておかなくちゃいけない設定ばかり。

なかでも、最後も最後、第3巻の本編終了後に置かれたEXTRAが超本命。

だって、ベルくんの出自が、彼の誕生秘話がさらっと描かれていたのだからw

そりゃ、この最大級の秘密ネタを公式に書籍で読者に知らしめるためにも、その前提として、EXTRAの3人がやらかした「死の七日間」の一部始終をかいておかないわけにはいかないよなー。

すでにこのEXTRAに書かれていることはネットにあふれているので、ざっくり書いてしまうと、

この『アストレア・レコード』で、最後までアストレア・ファミリアの最大の敵であった元ヘラ・ファミリアのレベル7冒険者だったアルフィアが、実はベルくんの伯母だった。

とどのつまり、『アストレア・レコード』が刊行された理由は、この情報開示に尽きる。

もう一人のレベル7強者だった元ゼウス・ファミリアのザルドとか、ラスボスだった邪神エレボスも、終わってみれば、アルフィアという『ダンまち』にとっての最重要キャラを登場させるための引き立て役でしかなかった、ということw

で、先にベルくんのことについて書いてしまうと、

アルフィアの双子の妹のメーテリアがベルくんの(多分亡くなった)母親。

じゃあ、父親は誰かというと、ザルドの話では、彼のいたゼウス・ファミリアの下っ端でサポーターをしていた青年、ということ。

ベルくんの白い髪と優しさは母親から、
ベルくんの赤い目と逃げ足の速さ(=俊敏性)は父親から

それぞれ受け継いだものらしい。

で、どちらも冒険者としての能力はほぼゼロみたいなものだったから、だとすると、ベルくんの能力値の高さについては、その地力は、どうやら伯母のアルフィアにならったもの、ということになりそう。

つまり、ベルくんもポッと出のただのヒューマンではなかったってこと。

まぁ、ゼウスに育てられている時点で、何もないはずではないんだけどねw

加えて、父親の方は無名の冴えない冒険者だったわけだけど、でもどうやら、この人、遠い先祖が伝説の英雄アルゴォノウトだった、という噂もあるみたい。

だとすれば、何だ、ベルくん、君も実はちゃんと「よい血統の男」だったんじゃん、ってことになりそうでw

これはこれではっきりしたときには、賛否両論、現れそうw


・・・とまぁ、とにかく『アストレア・レコード』を刊行しなくちゃいけなかったのは、本編的には、この敵役のアルフィアがベルくんの伯母だったという情報に尽きる。

実際、そう思うおかげで、全3巻の中身についても納得がいったわけで。

というのも、ファンの人には悪いけど、『アストレア・レコード』の本編を読み終えての感想は、期待していたものと違ったなー、というもので、正直、あまり面白くなかったんだよね。

読みながら、これ、作者も書いてて全然楽しくないんだろうな、って感じがひしひしと伝わってくるくらい、どうでもいいキャラ描写が続いて、げんなりした。

ひとつには、タイトル通り、もっとストレートにアストレア・ファミリアの話が中心になると思っていたのだけど、実際に活躍したのは、ロキ・ファミリアでありフレイア・ファミリアだったこと。

これは正直、拍子抜けで、要するに話の半分くらいは『ソード・オラトリア』の前日譚だった。

もちろん、それはそれでありだけど、でも、フィンとかオッタルとか、ついでにいえばアスフィまで死力を尽くした結果、肝心のアストレア・ファミリア団長のアリーゼが、完全に空気の読めない残念な子、みたいになってしまった。

特に「正邪決戦」と名打たれた第3巻はひどくて、全編ほぼ戦闘シーンなわけだけど、これがとにかくつまらない。

第2巻までは、時折「ん???」と首を傾げつつも、まだなんとか読めたのだけど、第3巻の、闇派閥との全面戦争に突入して以後は、なんかもう、終始、ないわー、これはないわー、って、苦笑しないではいられなかった。

いやほんとに、これじゃない感だらけで、その最たるものが、オッタルVSザルド戦。

てかさ、オラリオの冒険者たちから「がんばってー!!!」って声援を送られるオッタルって、もう「猛者(笑)」じゃんw キャラ崩壊じゃんw

そんなオッタルは見たくなかったなぁ、強者は強者のままで毅然としてろよ、と。

ただ、このオッタルVSザルド戦も、最後のEXTRAまで読むと、VSアルフィア戦のための前座だったんだな、とわかって、無理やり納得できたのだけど。

ただね、そういう前座の描写がとにかくくどくて、これ、もっと短くできただろう、と思わざるをえない。

それも含めて、作者は、集団戦、ほんとに描くのが下手。

『ソード・オラトリア』の頃からずっとそうだけど、モブのひとりひとりに紙幅を使いすぎなんだよね。

何が読んでて辛いかって、作者が嫌々ながら書いているのが伝わってくることで。

物語の構成上、ここは、お涙頂戴でも書くしかない、って感じで、仕方なく書いている。

だから筆圧がない。

陳腐な厨二的な「禍々しいw」表現のオンパレードか、臭くて臭くて苦しくなるくらいのセリフか、甘ったるい表現が、埋め草のように続いてきて、書割り的すぎて辛い。


もっとも、こういうのは、全てのキャラに見せ場をもたせなくちゃならないソシャゲの文法に沿ったものだから、仕方ないのだろうけどね。

ソシャゲ的といえば、無駄に集団戦が多くなるのも問題で、しかもその集団戦に加わるモブたちにも、それなりの背景事情を与えようとするから、彼らの行動理由が、数が多い分、総花的で、結果陳腐なものになってしまう。

一番これはダメだろ、と思ったのは、ロートルの老人冒険者達に集団特攻させたところ。

いくら老人冒険者だからといって、死に急いで、死を美化させるのはダメだよ。


『アストレア・レコード』の中では、頻繁に「正義問答」が繰り広げられて、たしかにそれが問答であるうちは、リューをはじめとするアストレア・ファミリアの面々の逡巡につながり、ページターナーになるのだけど。

でも、最終的な結論が、「正義」とは「理想」であり、「正義は巡る」ことでいい、という、ある意味、投げっぱのオチで話を閉じるのはどうなのだろう、って思った。

その上、集団殺害事件を起こした邪神エレボスにまで「必要悪」としての正義があるように位置づけたのも。

こんな相対主義的結論で落ちにするから、なんでもアリのニヒルな相対主義者のネトウヨが生まれるんだな、って思った。

トロッコ問題まで持ち出しておいて、しかも集団殺害の大惨事まで起こした首謀者に対して、奴にも正義があった、というのはダメでしょ。

そういう意味では、さっきのロートルの集団特攻もファシズム的だし。

エレボスが、英雄を生み出すために、集団殺害に繋がる「厄災」をわざとオラリオにもたらすことで、冒険者たちのレベルアップと覚醒を促そうとする発想って、完全に卓越者だけで世界は救えるというエリート主義だからね。

こういうところも含めて、全体的に『アストレア・レコード』は、死を軽んじているのが嫌だった。

だったら「正義」なんて問うなよ?って思ったな。


・・・という具合に、読む前に想像していたリューたちアストレア・ファミリアの冒険譚からは完全に離れた内容で、読後はかなり残念な気持ちになった。

多分、それは『ソード・オラトリア』の頃から疑問に思っている、「闇派閥」というお手軽に使われる「悪のラベル」が、『アストレア・レコード』でも適当に使われていたからだと思っている。

ただ、世紀末ヒャッハーな感じで悪行を重ねる人たち、というのなら、素直にマフィアとヤクザとか使うほうがマシなんじゃないかと。

結局、『ソード・オラトリア』でも「闇派閥」って何か、って問われてないし。

一応、『アストレア・レコード』でのエレボスの語りから、何らかの「神の意志」が働いているもののようにも思えて、つまりはキリスト教における「アンチ・キリスト」のようにも思えて、だから、残すところ「黒竜」だけとなった三大クエストも、神が与えた試練のようにも思えてきて、そういう人類への災厄の、いわば身近な実行部隊として「闇派閥」が常に、冥府の神たちによって組織されているということなのかもしれないけれど。

でも、これだけ悪さをしてきて、しかもフィンあたりが常に敵認定している相手である「闇派閥」についても、もうちょっと黒幕的なものの存在を匂わせたほうがいいようには思うけどね。

どうも『ダンまち』シリーズでは、作劇に困った時、便利に使える悪行集団くらいにしか「闇派閥」が使われていないのが、どうも気になる。

でも、その闇派閥のせいで、アストレア・ファミリアはリューを除いて全滅したわけだし、フィンたちロキ・ファミリアは、逆に正義のファミリアっぽい雰囲気を醸し出していて、なんだかなー、って感じ。


という具合で、読む前に期待したリューたちの物語が、かなり希釈されたもので終わってしまって残念だった。

あと一つわかったのは、とにかく「黒竜がラスボス」ということw

最後、どうするのだろうね。

でもなぁ、作者の「悪の書けなさっぷり」を考える、黒竜ですら、実は人類や下界のことを考えてきたいい奴でした、で終わりそうな気がして怖い。

確かに、龍って、神をも超越する始原の存在、って神話、多いからね。

ただ、そういうお行儀のいい落ちでは、またぞろ、相対主義者のネトウヨを増やすだけになるのがいやかな。

そこはちゃんと凡百のファンタジーのオチを踏まえて上で締めて欲しいところ。

でないと、黒竜殺すマン!のアイズが浮かばれない。


あ、そうそう、前にリューが言ってた、「剣姫と差がついてしまった」という発言の理由が描写されていたのには苦笑いw

てか、『アストレア・レコード』内での、リューVSアイズ戦は、とにかく両者がともにバーサーカー過ぎてドン引きだったw

そういう意味では、アストレア・ファミリアのMVPは、リューでもアリーゼでも輝夜でもなく、小人族のライラだったね。

どう見ても、この当時、フィンはライラに目をかけていたと思うのだけど。

もしかして、今、本編でフィンがリリに懸想しているのって、リリの背後にライラの影を見てるからなのかもね。

そういう感じで、本編にフィードバックできるところも多かったのだけど、それらについては、また別の機会にでも。

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIV 第16話 『始高(ヴェルフ・クロッゾ)』 感想: ここからヘスティア・ファミリアが今代のアストレア・ファミリアとなる運命が始まった!きっと!

2023-02-04 10:20:49 | ダンまち
いよいよ深層からの脱出に向けて動き出したベルとリュー。

それが過酷な道のりになるのは当たり前で、それゆえ、どうしてもベル君たちの発言も含めて、悲観的で辛気臭いものになりがち。

多分、それだとアニメの構成としては厳しい、ということで、多分

●ベルとリューの深層からの脱出
●ヴェルフやリリたちのサバイバル
●アストレア・ファミリアについてのリューの回想

の3つが並行して描かれるようになったのだろうけど。

ちょっとこれ、ひとつのエピソードとして見るには忙しないね。

あとでまとめて一気見でもしない限り、ちょっと見にくい。

まぁ、リゼロの2期に比べれば全然見やすいけどねw

ただ、これだと、あの原作の14巻を読んだときの、なんともいえない絶望感は表現されないのだろうな、と思った。

絶望感って、やっぱり視点キャラの主観で語られないと難しいよね。

戦闘のようなアクションシーンなら、複数キャラの描写で済むけど。

今回は、特にそれを感じたかな。

そういう意味では、ヴェルフの自問自答のシーンはよかった。

あの場面の直後に、ヘファイストスとヘスティアの会話が挟まれていたけど、あれ、原作にあったっけ?

ちょっと思い出せないのだけど、でも、あの場面で、ヘファイストスが「ベルの成長に合わせて進化するヘスティア・ナイフ」について触れたのはよかった。

だって、その直後に、ヴェルフが打った砕けない魔剣が出てきて、その魔剣もまた、砕けない分、ヴェルフとともに成長する、と宣言していたから。

これ、このヴェルフの魔剣が、ヘスティア・ナイフに準じたものであることを示しているし、

ということは、ヴェルフの鍛冶師としての力量が、彼の師匠で最愛の人でもあるヘファイストスの力量に迫っている、ということだよね?

だとすれば、確かに、ヴェルフはヴェルフで、ベルとは違った意味で高みに届こうとしていることが表されている。

この深層の冒険を経て、ヘスティア・ファミリアは、力ではなく技巧派のファミリアとして成長していくことになって、その過程で、リリもまたパルウムらしく(力はないけど)知恵のある参謀として頭角を表していく。

いま、ちょうど『アストレア・レコード』を読んでいる最中なのだけど、その印象だと、ヘスティア・ファミリアって、在りし日のアストレア・ファミリアの役割を継承していっている感じなんだよね。

ロキとフレイアの2大ファミリアの間で、遊撃隊としての役割を担い、なによりも、オラリオの人たちに希望を与え、他のファミリアの士気を高める存在となる、という点で。

そういう意味で、リューが、アリーゼに感じた親密さの延長線上でベルに親近感を抱き、最後には惹かれてしまった、というのも理解できる。

つまり、この深層の経験を経て、ヘスティア・ファミリアは、今代のアストレア・ファミリアとなる道を歩み始める。

その意味で、物語の真ん中にリューがいて、彼女の回想を通じてアストレア・ファミリアが紹介されるのって、実は重要だったんだな、と思ってきた。

いや、むしろ、アニメの制作陣が、原作をそう解釈して再構成をしたのかもしれないけれど。

ということで、これは深層編の全てが放送されてから、通しで全部を見るとかなり印象が変わるのではないか、と思ってきて、今から楽しみになってきたw

きっと次回あたりから、アストレア・ファミリアの面々の詳細な紹介に移るのだろうなw

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIV 第15話 『不冷(イグニス)』 感想

2023-01-28 17:35:54 | ダンまち
タイトル通り、ヴェルフが男を見せた回。

っていっても魔剣を打ち始めたばかりだから、ホントに男を見せるのは次回なんだけどねw

しかし、ヘファイストスへのヴェルフの思いがいつまでも「冷めない」ところから
神々がつけた「不冷(イグニス)」が、まさか、どこでも剣を打てる男の意味になってしまうとは、思わなかったよなぁ。

これ、最初から作者、思いついていたのかな。

確かに、そもそもヴェルフが魔剣を打とうと思ったのって、アダマンタイトをたまたま手にすることができたからだったわけだけど、考えてみれば、ダンジョンにいる限り、素材となる鉱物が手に入らないこともないわけで。

となると、どこでも剣をうてる鍛冶師がパーティに占める位置って、ぜんぜん変わるよね。

ある意味、ヒーラーが冒険者の体力回復のために重要な位置を占めるのに近い。

要するに、戦うための装備を整えるロジスティックスの要になるわけだから。

そう思うと、この深層の大冒険を経た後に、『ソードオラトリア』の方でヘスティア・ファミリアが参戦する際に、軍師リリ!が言っていた、ヘスティア・ファミリアは遊撃に向いている、というのも理にかなうように思えてきた。

しかし、今書いていて思ったけど、とはいえ、ヘスティア・ファミリアには、やっぱりヒーラー役の魔術師は必要だと思うのだけど、リューが合流したりはしないのかな。

リューのような魔法剣士が加わるだけで、その穴は簡単に埋められるはずなのだろうけど。

ということで、いつか、リューが加わるはず、という考えは捨てないでおこうw

そのリューの回想から、在りし日のアストレア・ファミリアの姿もぼちぼちきちんと描かれ始めてきて。

やっぱり、切ないね。

滅びが約束されている人たちの笑みを浮かべた姿が描かれるのは・・・。

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 第18巻 感想:とにかくリューが大活躍する回だったけど、実は慈愛の女神だったフレイヤの今後が気になるw

2023-01-22 18:39:14 | ダンまち
前巻の17巻の最後で、次は「VSフレイヤ・ファミリアのウォーゲームだー!」と告知されてから、早くも1年半。

いくらなんでも待たせすぎでしょ!とちょっと悪態はつきながらも、読み始めたら、手に汗握る展開で、あっという間に読み終わってしまった!

620頁もあったのに!

ということで、とりあえずスペース空けときます。

(追記:遅ればせながら『アストレア・レコード』の感想も上げました。)






















































ほんと620頁もあったのにあっという間だったよw

さすがの「ダンまちクオリティ」w

そして、今回のヒーローは、どう見てもリュー。

ベルくんたち派閥連合の絶体絶命のピンチに、さっそうと大空から降下し、戦場のど真ん中で強敵ヘグニを退けるのだから。

それにしても、リューの2段階ランクアップしてのレベル6って、マジ反則w

いや、事前に『アストレア・レコード』が3巻も出てたから、これ絶対18巻でリュー絡みの超展開のための仕込みなんでしょ?とは思っていたけれど。

それにしても、あれはズルいw

だっていつかはリューが駆けつけるとは思っていたけど、そのタイミングがねw

もっと終盤ギリギリかと思っていたけど、それよりも早かった。

しかもヘグニと完全に伍して戦っているから、何?って思ったら、レベル6でした!
って種明かしがされるのだからw

何がズルいって、その前にベルくんもようやくレベル5になりました!って書かれていた後のことだから。

これでリューもベルくんに対して、先輩冒険者としてカッコつけることもできるしね。

そうして、どうだ、ベル、私のほうがやっぱり強い!って見せつけたところからの、「ベル、あなたが好きです!」の告白だからなぁw

リューはリューで、ベルくんの横に立てる自分でなければ、という焦りもあったのだろうな。

で、神アストレアと離れて単身で正義をなしてきた5年間分の蓄積を反映しての2段階ランクアップ!なのだから。

決して無茶な設定ではないところがズルいw

そもそもアストレアとの再会=「禊ぎ」に向かおうと決断できたところがリューの成長を意味しているわけで。

アストレア・ファミリアの全滅でいろいろとこじらせてしまったけど、なんとかそれを克服できたのはよかった。

で、その伝説の冒険者〈疾風〉=リューの復活の最初のきっかけを与えたのがそもそもシル=フレイヤだった、というのが、今回、リューがヒーローであるもう一つの理由。

つまり、リューは是が非でもシル=フレイヤに、彼女のこれまでの行動を質さない訳にはいかない。

もちろん、シル=フレイヤを責めるためではない。

そうではなく、シル=フレイヤの本質が、実は慈愛に満ちた存在である、ということを、リューは経験しているから。

実は、フレイヤ自身が、自分の本質がどこにあるのか、わからなくなってしまって、深い深い迷路に囚われてしまって、自分からは抜け出せなくなっているから。

そういう意味では、「シル=フレイヤ」の本質に、リューは、フレイヤ・ファミリアのエルフの同胞ヘディンと同じように、気付いていたってことなんだよね。

さすがは清廉潔白のエルフの2人!って思ったもの。

むしろ、この点では、リューとヘディンの2人のほうが、ベルよりも、シル=フレイヤの本質を理解していた。

つまり、フレイヤ自身は街娘シルを「演じて」いたと思いこんでいたけれど、実際には、シルという「別の姿の私」を得たことで、そこでちゃんと「気立ての良い街娘」としての自分の本質を表すことができていた、ということ。

その意味では、ベルは、ただ、そのフレイヤの本質が見初めた「恋」の対象でしかなくて、だから、彼は、ちゃんとフレイヤを失恋させることでしか、今回の物語には関わることができなかった。

リューもヘディンも、自分はその役割を果たすことができないからベルにすべてを委ねたわけで。

このあたり、本巻だと中盤がずっと戦闘シーンばっかりだったから、ちょっとわかりにくくなってしまうけど、16巻と17巻の流れを思い返せば、そういうことだよね。


もっと物語全体の構成という俯瞰的視点に立てば、一見気まぐれかもしれないけれど、本質が慈愛の神であるフレイヤがいなければ、リューが人生を諦めずに復活することも、ベルがファイアボルトを身につけてミノタウルスに辛勝したことで冒険者としての歩みを自信をもって始めることもなかったんだよね。

いや、これ、ものすごく大事なことで。

で、同じように人生のデッドロック状態からフレイヤに救ってもらったのがヘディンとヘグニだったわけで。

だから、本来なら、リューもベルも、フレイヤ・ファミリアのひとりになっていてもおかしくはなかった。

だって、フレイヤ・ファミリアの上級冒険者たちが感じる恩寵を、シルの姿のフレイヤから受け取っていたから。

しかも、そうしたフレイヤの本質をシルの形で、物語の初期のうちに表現していたのだから、ちょっと作者、マジ神!とか思っちゃったよ。

正直、ベルくんにとっての意味という点では、ヘスティアと肩を並べてもいいくらいの重要度だよね、フレイヤはw

ということで、とにかくすごかったw

あー、そういう意味では、シルとフレイヤの関係を物語の当初からミアもロキも知っていた、という今回のバレは、結構効いたなw

だって、最初の頃の、ミアやロキの発言が全然違うものに聞こえるんじゃないかな、って思うから。

今度、読み返してみようかなw


それにしても、今回の一件で、フレイヤ・ファミリアが解体されるとは思っていなかったな。

結局、シルの姿でフレイヤは「豊穣の女主人」には残ることになったし、ヘディンたち眷属も残ってはいるから、これ、次の「学区編」のあとに来るであろう「黒龍編」のときには、ギルドの特例で、フレイヤ・ファミリアの復活もあるのだろうなw

そのときまでにベルがレベル6にはなっていてほしいけどねw


ということで、本巻はどう考えても
フレイヤ・ファミリアと
その傍流としての「豊穣の女主人」ファミリー
の話だった。

リリ以下ヘスティア・ファミリアのがんばりが霞んでしまうくらいw

そういう意味では気になったのは、最近、ベルくんの存在感がどんどん薄れてきていること。

最後にとどめを刺す役を務めるくらいの活躍しか、していない。

特に今回はw

もちろん、いわゆる主人公補正として、ステイタスもちゃんとあがってレベル5になってはいるけれど、そのレコードホルダー的急成長がいきすぎて、ただのデウス・エクス・マキナに成り下がってきている気がする。

マスター・ヘディンの偏愛とかね。

みんなが、ベルならばやってくれる、と信じるのはわかるけど、その信頼を全部背負うと、悟空の元気玉みたいになって具体的にパワーアップに繋がってしまうのが、さすがにご都合主義にみえて、鼻につくようになってきた。

まぁ、今回の場合、オッタルがバカ強いラスボスだったから仕方がないのだけど。

最後が同じパタンで雑に見えてきた。

その意味では、もはやベルの存在が、この物語の最大のネックになってきている気がする。

結局、物語の展開に必要な設定の説明に、『ソード・オラトリア』や『アストレア・レコード』を使わないと、ベルくんの「無垢さ」ともバランスが取れなくなっていて。

ちょっとそのあたり、どうなのかな、とは思う。

そういう意味では、今回、ロキ・ファミリアやアイズの参加が見送られたのもね。

黒龍編を前にして、このあたりの物語の大きな謎とか流れに、ベル自身が自覚的かつ自発的に関わっていくようにならないと、ベルがただの「仕置人」に成り下がってしまうようで怖いw

まぁそのための「学区編」だと信じているけれどw


で、いろいろ書きなぐったけど、18巻、面白かったのは間違いないので。

頭がまだ整理できていないので、フレイヤやフレイヤ・ファミリアのこととか、16巻からの18巻までの大きな展開を踏まえて感じたことや思いついたことがあったら、また書くかも。


ちなみに『アストレア・レコード』は積読状態だったので、これから読むつもりw

積読だったのは、アストレア・ファミリアの結末がすでにわかっているので、1巻を手にとって冒頭のあたりでアリーゼがイタイ言動とか、アストレア・ファミリアのやり取りに乗れなかったから。

本編14巻でのリューの回想を含めて、もうこの人たちはいない、というのがわかっていると、結局のところ、この3冊は、『ソード・オラトリア』と同じように、今後の本編に必要な設定を小説化したのものでしかないと思えてしまうから。

もともと前日譚というのがあまり好きではないのもあるのだけれど。

でも、18巻を読んでやっぱり『アストレア・レコード』も読まなきゃ、とは思ったので、これから手を出すつもりw

まぁ、何ごとも動機が必要だからね、義務で読むようになったら終わりなのでw

しかし、2月と3月には、今度は『ソード・オラトリア』が連続刊行かぁ。

何が書かれるのだろう?

とまれ、本巻の19巻に期待。

今度はせいぜい8ヶ月後くらいには出てほしいなぁw




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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIV 第14話 『友(ダフネ・ラウロス)』 感想

2023-01-21 19:21:49 | ダンまち
ようやくヴェルフたちが階層主を倒して、少しは話が進みそう。

でも、ベルくんたちのほうは相変わらず。

そうこう言っているうちに、睡眠を取ったリューさんの夢に、アストレア・ファミリアの面々が登場。

でも全滅エンドが待っているだけの回想って、いくらメンバーの言葉を思い出す瞬間であっても辛いよね。

ていうか、やっぱり、リューって背負っているものが重すぎて、辛い。

でも、睡眠を取るとマインド(精神力)が回復して魔法も使えるようになるので、リューが回復魔法を使えるようになる、という設定は、原作を読んだとき驚いていたのを思い出した。

そうでなかったら、どうみても詰みすぎているから。

しかし、次回あたりは、アストレア・ファミリアの回想をガッツリ入れ込んでくる感じかなぁ。。。

ヴェルフたちの派手な戦闘に比べて、深層に落ちたベルくんたちの状況は、絵的にはいかにも地味なので、そろそろ口直し的な回想が欲しいところ。

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIV 第13話 『犠牲(モルグ)』 感想: それにしてもこの絶望感は凄いな。。。

2023-01-14 19:29:33 | ダンまち
原作14巻はもちろん既読だけど、しかし、こうやっていざ映像にされると、絶望感たるや半端ない。

というか、ちゃんと見てる側も不安になってくるくらい、ちゃんと作り込まれていて凄い。

多分、原作を読んだときは、その分厚さもあって、とにかく先へ先へ、という感じで読み進めていたから、全体として、これ、どう済んだよー!!!、って、漠然と絶望感を覚えていたと思うのだけど、今回、こうやって実際に描かれると、いまさらながら、あー、こんなんだったんだぁ、って思ってしまう。

確かにこれはひどい。

でも、そういう絶望感をちゃんと伝えるために、物語の流れも、キャラの芝居としての表情も、ちゃんと描きこまれていて、ホント、素晴らしい。

絶望、って、ちゃんと作らないと、容易に絶望(笑)、になっちゃうからね。

そういう意味でこのクオリティコントロールは、マジで凄い。

しかし、これ、ベルくんの方と、リリたちの方を、並行して描いていくのかな。

椿たち救援組も動いているし。

で、多分、次回あたりからリューさんによるアストレアファミリアの回想も入ってくるだろうから。

物語の構成がかなり重層的になるはずなのだけど、そのあたりバランスよくやってくれるといいな。

とにかく今までのところ、クオリティ的には文句なしなので。

このまま緊張感のある作画と構成とキャラの芝居で推し進めてほしい。

もう今から、最後にリューさんがデレるところが楽しみでならないw

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIV 第12話 『絶望の詩(アンフィス・バエナ)』 感想: やっと来た、ひたすら死線をくぐり続ける深層編の始まり!

2023-01-07 01:53:31 | ダンまち
ようやく始まった『ダンまちVI』の第2クール。

絶望と希望のアップダウンを繰り返す分厚い14巻の物語

本丸はベルくんとリューさんの2人の深層脱出劇であるわけだけど、まずはリリたちのVS階層主戦が繰り広げられる。

それにしても、作画いいね。

さすがは分割2クールにしただけのことはある。

CGってどうなの?って思ってたけど、このクオリティならありだね。

正直にいうと、深層の魔物については、以前に外伝の『ソード・オラトリア』のショボさに呆れたことがあったので、期待値を下げていたのだけど、これはすごい。

あと、第1クールのベルもそうだったけど、みな、よく動く。

アイシャもヴェルフも命もダフネも皆、よく動く。

ちょっと感動的ですらある。

たいてい集団戦って引いた構図でちょこまか動かす程度で終わってしまうのだけど(まさに『ソード・オラトリア』がそれだったw)、今回は違う。

ということで、この先が普通に楽しみ。

原作のテキストで読んだだけのものが、こうした広がりのある、そして動きのある映像で描かれるのは素朴に楽しい。

もちろん、ストーリーの方も、メチャクチャ重たいから、それをどう料理してくれるのか。

特に、ここではリューの回想として描かれるけど、リューを除いて全滅したアストレア・ファミリアの姿を見ると、もう涙腺が緩む。

ていうか、リューさんをデレさせるためには、これだけお膳立てしなくちゃいけなかったことに、改めて気付かされたw

なので、リューの回想も楽しみ。

まぁ、でもね、とにかく、深層を突破したときのカタルシスをMAX!にしてくれるような演出と動きと、それを支える作画や音響に期待したい。

というか、マジで楽しみだよ。

最後の最後でリューさんがデレるところがw

でも、そのあたりの、リューの心の支えが、アストレア・ファミリアからベルくんに移っていく様子が、ちゃんとEDでほのめかすように描かれているのもいいよね。

うん、とにかく待った甲斐があった!

続きが楽しみ!

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIV 第11話 『過酷(エンドレス)』 感想: やっぱりここで終わるのか、ベルくんとリューさんの苦闘は終わらない。。。

2022-09-30 12:17:45 | ダンまち
あー、そうだよね、ここで終わるよね。

深層37層で、ボロボロの身体で残されるベルくんとリューさん。

で、続きは1月から・・・、とは。

なんだか、原作13巻読後の悲劇アゲイン!って感じだよ。

まさか、投げっぱのままで終わった13巻の絶望を、再び味あわせられるとはw

あー。


しかし、改めて映像で見ると、この13巻末のベルくんの勇姿については、主人公補正がちょっとやりすぎって思ったかなw

それくらいベルの復活があまりにも都合良すぎたでしょ。

マーメイドの生き血、すごすぎ。

あと、あんなに水の中で生き血を流し続けたらもったいないんじゃないの?って思ったり。

で、そうしてジャガーノートの前に再び現れたベルくんだけど、

いや、リューさん、まずはベルくんの右手がちゃんとついて動いていることに驚こうよ!って何度も思ってしまったw

文字で読んでる分には気にならないけど、映像になると、さすがにちょっと、って思わないではいられないくらいの主人公補正w

でも、そうなるとこの先の原作14巻の部分も、映像で見せられると、えー、それありかぁ?ってことになりそうだなぁ。

14巻ってとにかく、これでもかこれでもか、というくらいにベルやリュー、さらにはリリたちも痛めつけられ続ける話だから。

問題は、そういう陰惨さ表現が映像でどこまで再現できるのか。

作り手の表現技能としても、いわゆる暴力の表現コードにしても。

というのも、最後のモンスターの腹の中から出てきたベルとリューだけど、原作であったような、モンスターの胃液で消化され続けた結果、皮膚がただれていた、という感じにまでは描かれていなかったから。

14巻ってとにかく心身ともにベルとリューがギリギリまで追い詰められた事実があったからこその、最後のカタルシスになるので、途中が半端な表現止まりだと、結構興ざめしそうな気がするくらいなものなので。

どうか徹底的にベルとリューを痛めつけてやって下さいなw

といっても、14巻の前半はむしろヴェルフたちの強化イベントしての階層主討伐の話だったはずから、なかなかね。

でもそれもベルとリューが深層で耐乏生活を強いられていた、という苦痛の時間をリアルにするためのものだったからやむを得ないのだけど。

あとは、リューがすでに死んでしまったアストレア・ファミリアのことを回想するシーンで占められるはずだから。

だから構成的には、結構、リゼロのシーズン2に似ているところがあって、多分、ブツブツと回想シーンが入って、本編が進まない、という感じの構成になると思う。

で、リゼロのシーズン2が不評であったことを考えると、ダンまちも気をつけないと二の舞いになってしまうかな、と。

なので、1月からの深層編は、なかなかドキドキさせられる。

読んで面白かったものが、必ずしも映像にして面白いわけではない、という事例のひとつになってしまうかもしれないから。

ともあれ、1月まで3ヶ月待ち。

といっても、その間に、アストレア・ファミリアの外伝?(ゲームシナリオのノベル化らしいが)が3ヶ月連続で刊行されるので、なんだかんだ言って、そちらを見てしまうのだろうな、と思ったり。

その後、年が明けてから、ようやく本編の続きの18巻も出るようだから。

ちょっと出版社に踊らされているようにも思うけどね。

でも、18巻で展開されるはずのフレイヤ・ファミリアとのウォーゲームは楽しみなんだよな。

しかし、1月からの深層編で14巻までやったら、そのままフレイヤ/シル編に行く、というよりは、外伝のソード・オラトリアのダイダロスアタックや、フレイヤ様の昔話のほうとか、も映像化しておかないと、多分、本編と辻褄が合わなくなると思うのだけど、どうなるのだろうね。

ただ、ソード・オラトリアは、1期が盛大にコケたので企画としては通りにくいかもだけど。

ダンまちは、良くも悪くも、本編以外の話も含めてユニバース化してきているので、そちらも補わないとわかりにくくなっているのが玉に瑕。

読む分にはおもしろいんだけどねー。

ともあれ、1月を楽しみに待とう。

4期は作画クオリティも良かったので、このままの質で深層編に行ってくれ!

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIV 第10話 『破壊者(ジャガーノート)』 感想: あー、遂にベルくんの右腕が切り落とされた!

2022-09-23 01:00:50 | ダンまち
ジャガーノート、ヤバすぎ!

スピードなら抜群のはずのベルくんよりも早く動き、遂にはベルくんの右腕を切り落とす。

その右腕はヘスティアナイフごと水流のなかへドボン!

ついでにベルくんは、多分、脛骨も砕かれたみたいだかれ、これ、普通に考えてもう死亡だよね。

そりゃあ、この様子を見てリューさんが取り乱しても仕方がない。

で、同時に、ヴェルフたちの方にも災厄が襲いかかろうとする勢い。

で、こんな状態で次回が最終回みたい。


ということで、やっぱり分割2期だったらしい。

1月から、14巻分が始まる。

次回、ぎりぎり13巻まで消化して、切りよく、ベルくんとリューさんが奈落落ち、もとい深層落ちして終わりw

おいおい、そんなところで切るなよ、というくらい、ひどい切り方w

で、その1月からの分割2クール目で、14巻までやりつつ、途中でリューさんのいたアストレア・ファミリアの話もやるみたい。

前回の感想でも書いた通り、どうみても尺が足りなかったので、まぁ、やむなしだけど、ここまで盛り上げたものをまた3ヶ月待つのって、つらいなぁ。

で、その間に、10月から3ヶ月連続で、アストレア・ファミリアの冒険が3冊分、だされるみたい。

これはどうやらゲームシナリオのノベライズのようだけど。

で、そのあと、1月になって4期の第2クールが始まるタイミングで、ようやく原作の18巻が刊行されるみたい。

やっと、フレイア・ファミリアVSそれ以外のフェミリア全部、のウォーゲームが始まることになる。

一体、どれだけ待たせれば気が済むんだ、作者さすがに怠慢じゃね、と思ったけど、これ、全部、4期のスケジュールに合わせちゃったのだろうなぁ、編集部のほうが。

ということで、さてどうしたものか。

次回で終ってしまったら、やっぱり13巻、14巻を再読したくなるのだろうなぁ。

いい具合に記憶から消えていたので、このまま普通に映像の方でストーリーを楽しもうと思っていたのだけどw

まぁ、次回、1クール最終話を見てから決めるかね。

なので、実は、右手を失ったベルくんの行く末は、すでに知っているのだけど、ここでは書かないでおく。

どうしても興味がある人は、原作の13巻の感想、ついでに14巻の感想もどうぞ。

まぁでも、劇場版でなく、普通に分割でよかったw

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