BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

魔法先生ネギま! 完結予想

2012-02-09 02:06:17 | UQH/ネギま!
・・・というと大げさだがw、あと3回で終わると分かった以上、ネギま!のことをあれこれ考えることができるのも後3話分しかないことになる。

なので、ここはもう思いついたことを折に触れて記していこう。
パズルに対する挑戦のようにw

最初に気にかけるべきは、残り3回でできる限りつじつまが合う、その上であっと驚く終わり方をしてくるのではないかということ。

でその時の鍵を握るのが、今回の超の再登場から明らかな、タイムマシンであることは間違い無いだろうということ。

だいたい、今回現れた超にしたって、明日菜が目覚めた時間に最初から存在したのかどうか、というも実はわからない。ついでにいえば、エヴァにしても、この時間まで生き残っていたからここにいる、と断定できるわけでもない。

要するに、タイムマシン設定が出てきた時点で、もう時間軸の制約はほとんどないことになる。
むしろ、それを示唆するために、前回、麻帆良学園の最後の年を半年飛ばし、今回、百三十年も時間を飛ばしたに違いない。ついでにいえば、百年後だったはずが三十年余分に延びたのも、当然影響してくるはず。
なんたって、その時点で明日菜が目覚めていれば、一応、委員長と再会し、直接話をすることができたはずだから。

そのようにタイムマシンがネギま!において重要な鍵を握ってるはずだと考えてみれば、多分、今まで読み続けてきた350話あまりの話の中でも、実は、麻帆良学園祭の時に使われたカシオペア以外にも、タイムマシンが使われていた可能性を否定できないことになる。

何が言いたいかというと、今まで読んできた物語の中で既に未来からやって来た人が含まれていたと考えることができるのではないか、ということ。つまり、今まで謎と思っていたものの、全部とは言わないまでも幾つかは、実は答えが示されていたのではないか、ということ。

で、多分、その筆頭は、魔法世界編でさんざん既に見せられたきた事実、つまり、ネギがナギを演じることができるという事実にあるように思える。

もちろん、これは残り3話×タイムマシン設定がわかって初めてそのようにネギま!の今までの物語を「読みなおす」ことができるということだけど。

で、ネギがナギを演じることができて、かつ、タイムマシンを使えるとなると、どうなるか。

想像するに、まず、ネギがそもそも魔法を学ぶきっかけになった、幼少時の彼の村への魔族の襲撃事件のことになるけど、その時にネギを救いにやって来たナギは、実は未来からやって来たネギがナギに扮装したのではないか、ということ。つまり、未来の自分が過去の自分を救いにやってきた、ということ。

知ってる人ならわかると思うけど、これは『涼宮ハルヒの憂鬱』の中のキョンが取った行動に近い。未来の自分が過去の自分を救いに過去にタイムトラベルする。しかも、一回ではなく何回も。

そして、村の襲撃のときのナギ=ネギであるならば、ナギが消息不明になってから突然、あの村の襲撃の時にネギを助けに現れたことも一応説明される。

もう一つ、造物主としてネギに殺しに来いと言い放ったナギも、実はネギであったという可能性もある。わざわざ挑発的に言い放ったのも、絶対的にネギにその行動を起こさせなければならないから。そうして目の前にいるネギ自身に、自らの代わりを将来させてしまう。

・・・ってちょっとこれは無理があるか?

ただ、言いたいことは、今までナギと思わされてきたものの幾つかは、既に未来からきたネギによってなされていた、と考えると、物語の謎も解明されて、かつ物語的に収束することもできるということ。

えー、あれがそうだったの!!! という感じで、ビックリして終わるw

で、そう考えると、不老不死になったはずのネギが、明日菜との再会を待たずに死んだこともわかる。多分、それは、死んでしまったことにして過去に戻ったから。と同時に、そこから先は、ナギとして振る舞うことを辻褄を合わせたから。

そう考えると、ネギは一体どの時点のナギから、ネギ自身が入れ替わっていたのか、ということだよね。

もしかしたら、エヴァが造物主を殺したにも拘わらずナギが造物主として封印されていた、というのも、ネギのナギへのなりすましで幾つか説明で来てしまうのかもしれない。

で、ネギがありなら、ずっと等閑視されてきたネカネと明日菜の容姿が似ている問題、というのも、解決できるのかもしれない。これも、ネカネが未来からやってきた明日菜であったということで。

明日菜の場合は、現在の明日菜がアスナの表層人格であると説明されているように、いわば、幾つもの人格を形成することが可能な存在とされている。であれば、ネカネをアスナのもう一つの表層人格として固定した上で過去に残る、ということもできるだろう。もっとも、その場合は、何かトリガーとなるものが必要で、あるタイミングでアスナや明日菜を思い出すようにすることが必要かもしれない・・・

まぁ、明日菜の方はちょっと無理があるようにも思うけど、ネギのナギのなりすまし、というのはかなりありな気がしている。ただ、そうなると、ネギが本物のナギの後を追ってきた、というこの物語の駆動力の幾つかが白けてしまうものになる可能性もあって、それがこの見方の難点かな。

ただ、今回の話の中で、ネギが年齢詐称薬?をつかってか、大人バージョンになっていたことが一つのヒントになっているようにも思えて。頭のいいネギのことだから、ある時点で自分が過去に見たナギがもしかしたら自分だったのではないかと感づいたのではないかな、と。ただし、その場合は、超の登場を待たずにタイムマシンが出来上がっていることが重要なのだけど。裏返すと、ネギが死んだとされる年にようやくタイムマシンの実験機が完成し、それでまずは超のいる未来に飛んで、そこから更に過去に戻る、ということをしていたのかもしれない。

超が最後に未来に戻ったときのことを思い出せば、それは世界樹の下での膨大な魔力エネルギーが必要だったわけで、裏返すと、それだけの魔力があれば何とかなったということになる。

しかも、ネギの横には、超が残していった未来の技術の塊である茶々丸もいる。そして、その盟友である千雨もいる。であれば、彼女らとの知恵の出し合いで、自力でタイムマシンの試作機をつくることもできた、ということのように思う。まぁ、一応、軌道エレベータをと作って、テラフォーミングもしてしまうくらいの、果てしなく馬鹿でかい話を実現してしまっているわけだから。

あるいは、フェイトが彼の親分としてのナギのことを思い返すことで、そのヒントを与えたのかもしれない。

・・・という具合に、整合性をつく説明を与えることは実は結構可能であったりするw

それくらいネギま!はキャラが豊富だし。

それに魔法世界編が想像以上に長かったから忘れてしまっているけど、魔法世界が火星であったように、基本的に超の設定はずっとネギま!世界に影響を与えてきたわけで。

であれば、魔法世界編の前にあったことを含めて、既に終了時のネタが仕込まれていたと考えるほうがいいように思う。で、その時の一番の懸案が、ネギの村を魔族が襲った、いわば「始まりの惨劇」にあるはずで。

大体、そもそもネギの村人たちが石になった魔法だって、もしかしたらフェイトのものじゃないのか?とも思えるわけで。

さらにいえば、ザジが魔族であることを明かした時点で、魔族経由での調査も多分可能なはずだろうし。

そう思うと、明日菜が寝ている間に、いろいろなことが段階的に明らかになって、それらを最後にエイヤ!と束ねて解決する手段として、オールマイティの「タイムマシン」がある。

まぁ、要するに、グルグル周りの物語だった、ということだけどw

とりあえず、まずはこんなところかな。

何かまた思いついたら書いてみるつもりw

というか、こうやって完結までのカウントダウンを楽しまないともったいない気がしてきたからw

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする