BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

プリンセスコネクト!Re:Dive 第10話『常闇に集いし華 ~呪いのプディングなの~』感想: ペコリーヌの両親の話って、これから掘り下げるのかな?

2020-06-09 11:44:30 | プリコネ
前回が太陽の日差しの下で明るく楽しい海回だったのに対して、

今回は、吸血鬼とか幽霊とかまた暗く呪いの話になってしまった。

といっても、プリンを所望する幽霊ミヤコと、完全復活を計れない古代?の吸血鬼のイリヤ。

なんていうか、結局、この2人のキャラで押し通した回だった気がする。

あとは、ひたすら幽霊的なもの嫌いのキャルが、ミヤコの登場に、ギャー!とかヒー!とか言って、怯えまくっている姿に、あーまたかー、という感じで。

うん、正しい意味で「綺麗なこのすば」に戻った回だったw

とはいえ、気になったのは、幕間に語られた、ペコリーヌによる両親の回想。

といっても、大して語られていなかったけど。

でも、今回、完全に「静」のヒロインに徹していたペコリーヌが抱える旅の理由が、次回以降の終盤に向けての鍵になるのかな?

あれ、でももう次回で11話だから、あと残すところ2話なのかな? もしかして。

とすると、ホントにその展開なのかも。

それにしても、最後の場面、あれ、ユウキは一度プリントしてミヤコに食われてしまった、ってことでいいの?

最後にあっさり「ただいまー」と言っていたから、あまり心配することもないのだけど。

しかし、ドタバタ劇としては一級の面白さなのは間違いないけれど、あっという間に終わってしまうのが辛いw

やっぱり、適度に冒険的な本筋のストーリーがある方が、より楽しめるかな。

まぁ、今回のメインは、多分、あの吸血鬼のところ、ディアボロスが登場したところなのだろうけど。

でもあそこも単にお約束の、大人→子ども→大人→子ども、を繰り返しただけだったので、もう一歩ひねりが欲しかったかなぁ。

なんというか、メインディッシュのない、サイドディッシュだけの回だった気がする。

あ、でもだから、プリン回なのか。

飯屋の主人が、腹にガッツリくるものではなく、ひたすらプリンを作っていた、というのは、そのことを暗示していたのか。

なるほど、今気がついた。

うん、そういうところ、おっさんたちの存在は、微妙にメタ発言のためにあるのか。

まぁ、語り部は必要だよね。

特に、ソシャゲ原作だと、プレイヤーが一人で物語探索をしてしまうので、それに代わるものをおかないと、話がばらばらになっちゃうからな。。。

あれ? ちょっと勉強になった気がしてきたw

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ダーウィンズゲーム 第84話 感想: 5年後の世界ではカナメの火神槌が今後の鍵を握ることがはっきりしてきた!

2020-06-09 11:26:52 | ダーウィンズゲーム
引き続き、カナメが帰ってきてからの5年後の(渋谷の)世界の説明回。

そういう意味では、いまだ嵐の前の静けさ、という感じのまま。

で、そのダラ~とした説明会に無理やり活を入れる感じで最後に唐突に始まった、いやついに実現したのが、カナメvsオボロ戦w


とはいえ、基本的には、グリードが進行してきてからの世界を、リュージとレインが説明していく。

とにかく、グリードは厄介。

まずは、人間に化ける。

どうやら喰った人間に擬態する能力があって、そうして人間社会の中枢たる、政治、行政、メディア、ビジネスといった各回の要人と入れ替わることで、人類社会を内部から崩壊させていた模様。

しかし、この「要人入れ替わり」戦術は、ターゲットたる要人の選定から、入れ替わり後の、人類自滅シナリオの実施まで、とにかく戦略的な指揮を執る者がいなくては成り立たないので、となると、グリードを送り込んだ黒幕がどこかにいるのと(まぁ、多分どこかの並行世界のGMなんだろうけど)、グリードそのものに知性があるものが存在する、ということになるのだろうな。

で、犬とかマンモスとか、具体的な動物の造形を帯びたグリードがいることを踏まえると、普通に考えて、もともと人間だった存在がまずはグリード化して、その後、グリードとして人間を食らったら、その人間の身体や記憶をも再現可能になる、ということなのだろうな。

となると、今までのダーウィンズゲームの展開パタンを考えると、どこかで、イレギュラーな「元人間グリード」がでてきて、そいつが自分たちを送り込んだ異世界GMに反旗を翻して、カナメたちと合流して戦う、とかの展開があるのだろうな。

先走った憶測を述べると、その異世界の人間の一人が、もしかしたらオボロなのかもしれないな、とかねw

なんか、オボロが、カナメ世界のGMの側近的立場にいる特権性からすれば、それくらいの隠されたプロフィールがあってもおかしくはないかな、オボロの場合は。

ともあれ、グリードは、模倣人間として人類社会の中枢に入り込み、それらを意図的に撹乱させるだけの知能があるものもいることになる。

あ、だから、ダーウィンズゲームなのか。

「進化」の別形態、ということで。

で、そのグリードたちは、レインの説明によれば、知性のメッシュネットワーク化がされていて、虫や鳥の形をした斥候タイプのグリードが得た情報を瞬時に共有することができて、その結果、群体として凄まじいまでの機動力を発揮してしまい、結果として、地球の各国の正規軍にも優る戦果をあげ、人類にはジリ貧になっていたということ。

つまり、物理的な戦闘力を保持した上で、人間社会にも潜入可能な諜報力も備える、というまさに一級品の侵略部隊がグリードだったということ。

疑心暗鬼になった人間は、人間同士の間で、魔女狩りならぬ「グリード狩り」を始めてしまい、ヨーロッパはこれで自滅したのだという。

いかにも、ゾンビ的な侵攻だけど、時節柄、コロナによるパンデミックの結果、人間同士が争い合うことになる、という近未来を暗示しているようでもあって、はたして、このグリード侵攻戦を今やっているのが、タイミング的によかったのか悪かったのか、微妙な感じもする。

ともあれ、そんな中、日本はDゲームのプレイヤーが多くて、彼らのもつ五感系のシギルで、人間になりきったグリードを見分けることができた!ってのは、ある意味、ゲーマー礼賛で清々しいw

まぁ、GMからすれば、このときのために、Dゲームでプレイヤーのシギルを含めた練度を上げていた、ということで。

いわゆる、ゲーム戦闘が文字通りの、新兵訓練用のプログラムだったというオチw

で、そのゲームを仕込んだのがGMで、それは至道イザヤという起業家だったというのが、レインの推測。

しかし、レインもあんな似顔絵でよく思いついたよなw

ただ、Dゲームも事実上、終了してしまっているので、今後、新たなプレイヤーを増やすこともできず、シギルを増やすこともできない。

そんな中で、ちょっと考えさせられたのが、いまさらながらの「くちなわ会」の再登場。

くちなわ会の信者集団が、教祖と同種のサイコキネシス系のシギルを使い、それで、現在の避難キャンプの土木建築を請け負っている、のだという。

で、そこから連想されたのが、ククリによって教えられた、シギル系能力の由来の話。

シギルの由来はどうやら、家族、友人、敵・・・と言ったネットワークから生じる力であって、個人に完結したものではないということ。

となると、仮にDゲームがなくなったとしても、シギル本来の源泉に立ち返れば、新たにシギルを生み出すことも可能なのだろうな。

唐突にくちなわ会が再登場したのも、この先Dゲームのなくなった世界で、シギルを引き出す方策を考えるためのヒントとなるためだろうし。

てか、そもそも、カナメは異世界の「シギルもどき」もすでになんども見ているわけだから、そういう意味では、Dゲームアプリがなくても、なんとかなるはず、・・・、ってきっとカナメとレインの二人で気付くという展開かな。

で、GMも似たような事を考えていて、それで今、オボロをつかってカナメと接触しようとしている。

なにしろ、カナメのシギルの火神槌って、要するに万物生成能力だしね。

想像力さえ追いつけば、なんでも作れちゃうということでしょw

そのカナメの能力を使って、新手のダーウィンズゲームを作ってしまうのかもしれない。

そういうことを含めての、VSオボロ戦なんだろうなw

しかし、5年後の世界で一つだけ残念だったのは、シーミンが左足を失っていたこと。

リュージやレインたちの退路を確保するために殿を務めて、やられてしまったみたい。

でも、これ、ゆくゆくは死亡フラグだよなぁ。

もちろん、もともと暗殺者稼業の人だから、身体の一部を失う覚悟は常にできて履いたのだろうけど・・・でもちょっと答えた。


ともあれ、こうして5年後の状況を明らかにしたのが今回。

そして、いくつか、今後の展開に鍵となるネタが仕込まれていた。

あとは、この先、ククリの世界に残してきたシュカたちをどう呼び寄せるかだけど。

でも、それももはやカナメの火神槌でなんとでもなるような気がしてきたw

まぁ、まずは、ククリの奮闘によるのだろうけどね。

ということで、次回が楽しみだ!

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