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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

グレイプニル 最終話(第88話) 『そして世界は』 感想: 結局「グレイプニル」のタイトルは回収されず終い。ヒドイにもほどがあるエンディング。何だったんだろうね、この破綻した物語は?

2023-04-20 10:46:58 | グレイプニル
え? これで終わり? 

いやさすがにこれはないでしょ!

最後の戦いから1年後の最終話っていうから、一応、ちょっとは期待していたのだけど。

いやー、見事なまでの打ち切りエンドw

ていうか、最終話っていっても、ただの後日談=エピローグ。

しかも、やっぱり修一は生きていて。

しかもその居場所を突き止めたのが、スバルのもう一つの能力、という「一度会った人間の居場所がわかる力」という、ストーカー能力。

ご都合主義の権化wのようなポッと出の能力で苦笑するしかないw

で、生き延びてた修一は、やっぱり修一らしく、ほのか、というか世界の悪意のすべてを消し去ることはできなくて。

つまりは、悪はいまだにこの世界に存在する。

で、その悪を、再会した修一のクレナの二人で倒しに向かう・・・、ってところで「おしまい!」

なんだかなーw

ちなみに、宇宙人は、自分たちが飛来した事実を「政府の偉い人たち」に明かして共存の許可をもらったらしいw

いや、だったら、最初からそうしろよw

お前ら宇宙人が飛来したから、こんなややこしいことになっちゃったんじゃないか。

ヒドイなー、テキトーだなーw


ということで、終わり。

いやー、こうなるともう、清々しいくらいの打ち切りエンドだな。

というか、結局、作者が物語をたたむことが出来なかっただけだったね。

修一の記憶のサルベージのあたりから、なんか不穏な感じはしていたのだけど、まさか、ホントに、こんなに破綻した、無意味な物語になるとはなぁ。

結局のところ、修一たち幼なじみたちの確執、の方向に物語の舵を切ったあたりからおかしくなっちゃったんだろうな。

だって、終わってみれば、海斗もほのかも、ただただ物語を引き伸ばすためだけの悪役でしかなかったのだもの。

それでラスボスが、マジでただのクソヲタでしかなかった池内なんだものw

失笑ものだよw

ほんとにヒドイ。

エレナにしても、そのクソ池内を倒すためだけに能力を使って消えちゃったし。

直人なんて終盤、完全に空気だったし。

小柳とか村上とか三船とか、活躍しがいのあるキャラが大勢いたにも関わらず、最後は全然絡んでこなかったからね。

中盤のキーパーソンだった吉岡なんて、いつの間にか、ほのかの闇にのまれて消滅していたわけだし。

ホント、この作者、キャラの使い方が下手、というか、なんにもわかってない。

同じく、中盤の、海斗と直人の間で交わされていた、仏教っぽい「能力の由来」設定についても、完全に忘れ去られてしまったし。

挙句の果てに「グレイプニル」のタイトル回収もままならず。

はっきりいって、キャラも設定もタイトルも、ぜーんぶ、クレアのエロいイラストを作者が描き続けるために使った、読者に対するミスリーディングでしかなかった。

いやマジで、ここまでヒドイ作品になるとは思ってなかったよ。

入り口がアニメ版で、しかも、序盤の謎は、物語にしても能力にしても設定にしても魅力があると思って、だから、原作の方にも手を出して、最後まで追いかけちゃったわけだけど。

ここまでそのような期待を「裏切られる」とは思わなかった。

終盤は、もう、ホントただの駄作でしかなかった。

これまで読んできた時間を返せ!って思いたくなるような、ヒドイ終幕に、マジで失笑だよ。

せめて辻褄を合わせるとかもう少し考えろよ、と思ったし。

作者のネタが切れて物語が書けなくなっているなら、編集者、ちょっと休暇を上げてやれよ、とか思ってしまうくらいの、終盤の体たらく。

今思えば、やっぱり、海斗が単身、修一の高校に乗り込んできたあたりから、もう物語としてちゃんとたたむことを、作者は諦めてたんだな、って思った。


あーあ、完全に時間の無駄。

恐ろしいくらいまでの超駄作。

虚しい。

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【推しの子】 第2話 『三つ目の選択肢』 感想: 最後の「かな」が全部持っていった!感のある第2話だったw

2023-04-20 09:35:54 | 推しの子
アハハw

最後の「重曹ちゃん」こと、かなの、なんだよ!が一番笑えたよw

というか、あれで、あぁ、そういう方向に行くのね、ってようやく理解できた気がする。

正直、今回の第2話が始まってからしばらくは、なんか辛気臭い、売れないアイドルネタ、というかプロダクションネタ、みたいな方向に向かっていて、ちょっと違うなー、と思っていた。

いや、それは、もちろん、3話分の尺のあった第1話が、起承転結、序破急、含めて、あまりにも完結しすぎていたからなのだけどね。

あの密度ある、ドラマてんこ盛りの序章を見せられたあとだと、「その後」を描く本編の「始まり」が暗くタルく始まるのもわかるのだけど。

まぁ、ぶっちゃけ、みんな落ちぶれちゃった感があるからね。

なんたってトップアイドルのアイが故人になった後の世界だから。

敗北感や寂寥感が漂うのも、やむなしなんだけど。

しかし、第1話から第2話までの間の「空白の10年あまり」の功労者は、やっぱりミヤコさんだよなぁ。

ちょっと感心してしまった。

だって、ほとんど未婚の育ての母みたいなものじゃん。

しかも20代でアイという他人の子どもを2人も引き取って、ほとんど女手一人で育てたようなものでしょ?

そこだけ見れば完全に「戦後の母」だよね。

まぁ、旦那?の壱護は、アイの死の失意で失踪しちゃったようだけど。

でも存命なのだから、壱護がいつ復活するのか、という期待は当然続くよね。

ということで、第1話の最後だと、アクアによる復讐譚の開始!みたいに思えたのが、第2話になったら、突然、「落ち武者物語」みたいになってしまった。

いや、アイドル物語らしく、底辺から這い上がるという王道展開なのだろうけどw

時折挟まれる、ギョーカイあるある!はウザいけどねw

ともあれ、最後の「かな」の登場で、ようやくルビーを保護してきた「アクアの箱庭」みたいな雰囲気が払拭されたので、ホッとした。

普通に次回が楽しみ。

なんだか連ドラみたいだw

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